食品を採点!食の都・パリ生まれ「食品評価アプリ」

食の安全を求めアプリを開発

  • フランスでは"食の安全”のための国家的なプロジェクトが進められている
  • パリジェンヌは食品分析アプリを利用し食品を採点
  • 消費者のため内容を透明化できるよう開発

フランスでは"食の安全”のための国家的なプロジェクト

ここはフランス・パリで人気の「ラスパイユ・マルシェ」。
色とりどりの野菜がところ狭しと並ぶ中、目に留まる「AB」のマーク。フランス政府が認定した有機農産物を表す表示だ。

BIO(ビオ)、つまり有機栽培食品にこだわった専門市。
価格は通常の2 倍ほどとお高めだが、安全・安心な商品を求めるフランスの人たちでにぎわっている。

パリジェンヌは食品分析アプリを利用し食品を採点

スマートフォン片手に、買い物中のパリジェンヌが利用しているのは、無料の食品分析アプリ「Yuka(ユカ)」。

アプリ利用者のジョアンナさんは
「詳しくのっていて、たとえばプロテインはこの商品に(100gあたり)4.7gだとか、食物繊維とか、全てが採点されています」と話す。

例えば、チーズにバーコードをかざしてみると100点中31点、「まぁまぁ良い」という4段階中の下から2番目の評価。

よく見るとタンパク質や糖分の含有量は評価が高かったのに対し、カロリーが少し高めで、脂肪が多く、塩分も多めであることが評価に影響していることがわかる。

ジョアンナさんは
「(商品にのっている)食品表示は原始的です。すべてを理解するのは難しくて、表示された情報をどう解析したらいいのかわかりません。だから、このアプリが使っている採点式はとても簡単に理解できます」と話す。

アプリでは、添加物の種類とどれだけの数が入っているかを基準に判断。

アプリが一番下の評価、「悪い」と判断した場合、評価が上回る類似商品を提案する機能も付いてる。

消費者のため内容を透明化できるよう開発

フランスのベンチャー企業が開発したこのアプリ、提供開始から1年半で利用者は500万人を超える人気に・・・

開発者は、《物があふれる中でも 消費者が自分で体にいい商品を選べるよう、内容を透明化したい》という理由から開発に至ったという。
 
「(大切なのは)問題意識を持つこと。アプリが体に害(優しくない)といっても、時々それが欲しい時もある。アプリがいうからといって我慢する必要はないと思う」

フランスで生活をした経験がある津田塾大学教授の萱野教授は
「4段階評価やさらに高評価の食品を進めてくれたりゲーム感覚で試せる。健康志向が広がるきっかけになるのでは」と評価する。

(プライムニュースα 10月5日放送より)

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