国内犯罪の1割は「万引き」 検挙者の4割は高齢者なのだ

カテゴリ:国内

  • 「万引き」の呼び方が犯罪のイメージを薄くする
  • 検挙された人の4割は高齢者…少年犯罪ではない
  • 呼称を「商品窃盗」「店舗盗」にすべき

「万引き」は窃盗罪…呼び方が犯罪のイメージを薄くする

そもそも「万引き」という名前が良くないと思いませんか?  

今年、万引きを題材にした映画が注目され、万引きという言葉をよく耳にしました。
当然、万引きは犯罪です。窃盗罪に当たります。

去年、日本国内で起きた犯罪件数は、およそ91万件。そのうちの10%余りは、万引きが占めます。大変な数字です。

*画像はイメージです

そもそも万引きの語源は、「間引く」という言葉が転じて、「万引き」になったなどと言われています。

しかし、その呼び方が、犯罪のイメージを薄くし、罪の意識を軽くしていると長らく指摘されています。
しかも、かつては、「少年たちの出来心」犯罪と位置づけられてきたので、尚更でしょう。

ところが、去年、万引きで検挙された人の4割は高齢者です。今や少年犯罪ではありません。

便利なスマホアプリで、大量の盗品を売りさばく悪い奴らも、大勢います。
再犯者の中には、クレプトマニアという、精神的な疾患が原因の人もいるとのこと。

「万引き」の呼称を止めて「商品窃盗」「店舗盗」に…

*画像はイメージです

そう、昔の「万引き」とは、ずいぶん違うんです。

それならば、いっそのこと、「万引き」という呼称を止めましょう。

というわけで、最後に改めて、そもそも「万引き」という名前が良くない。警察の正式な資料にも、是非「商品窃盗」「店舗盗」と書きましょう。

(執筆:フジテレビ 社会部デスク 平松秀敏)
(イラスト:さいとうひさし)

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