3メートル超の威力…おしりを「ターボ」で洗浄するシャワートイレが話題

  • シャワートイレの「ターボ」機能がTwitterで話題
  • パワフル洗浄が好きな中高年男性の好みに合わせたデザイン
  • 担当者「突き刺さるような感覚」

あなたは生活の中で「もうちょっとパワーが欲しい」と思うことはないだろうか?
ネットや車の速さ、マッサージ機などパワー不足を感じるものはいろいろあるだろうが、逆に、必要以上のパワーがありそうな商品がSNSで話題になっている。

出典:LIXIL

それはご覧のとおりシャワートイレ。
LIXILの「Kシリーズ エクストラ」最新モデルは、洗浄力の調節に0~120の数字がつけられ、それを超えると目盛の色が変わってレッドゾーンに突入!
その目盛には「HIGH」→「TURBO」→「MAX」と書かれている。
「ターボ」とはどのくらいの勢いなのか…とにかく他のトイレとは違う猛烈なパワーが体験できそうなこだわりのパワフル洗浄モデルなのだ。

出典:LIXIL

最新モデルは、ブラックパネルを採用した2017年モデルだが、再び今年の秋直前になって話題が再燃。
「レッドゾーンのあるシャワートイレってスゲエ」「普通マックス100だろう!」「ちょっと怖いけど試さずにはいられない」など、SNSで様々な反応がつぶやかれている。

実は「ターボ」という言葉は、2008年~2017年に発売されたKシリーズエクストラの前モデルにも採用されている。
もっと古いモデルは調節ダイヤルを右に一杯までに回した部分は「強」だったが、このモデルは「おしりターボ」と書かれている。
「おしり」と「ターボ」というあまりにもかけ離れた語感がTwitterユーザーの心に刺さったのか、「おしりターボ」という言葉は、この時大いに話題になった。

出典:LIXIL(2008年~2017年モデルのCW-K45)

そもそも、なぜこんなデザインにしたのか?気になる「TURBO」「MAX」の洗浄感とは?
LIXILの担当者に聞いてみた。

「3メートル以上の高さに噴き上がる勢い」

――なぜ「MAX」などクセのあるデザインにしたのか?

そもそも弊社はシャワートイレを日本で始めて作った会社です。
国産第一号の登場は1967年なので、もうかれこれ50年以上が経ちます。

昔は、特に消費電力などを規制することはなかったんですが、1990年後半ぐらいになると社会的に省エネ化を推し進める動きが出てきました。
それまでは、おしりの洗浄にお湯をたっぷり使っていたんですが、そうはいかなくなったわけです。
でも、それ以前から使っていたお客さんからは、やはりお湯をたくさん使ったパワフルな洗浄を望むご要望を多くいただいていました

そこで新モデルはもちろん省エネ機能を搭載しつつ、パワフルな洗浄が好きな中高年男性が好みそうなデザインを採用することになったのです。
パネルやボタンダイヤルは自動車のインパネをイメージして「TURBO」や「MAX」という表記にしたのも、こだわりの一つです。

出典:LIXIL

気になる洗浄力だが、まず1分間に出るお湯の量で比べてみると、普通のシャワートイレは0.5~0.6リットルなのに対し、「MAX」だと最大1.5リットルだという。
また、人が座っていないとお湯は出ない仕組みになっているが、どこまで飛ぶ勢いがあるかというと、普通のシャワートイレは1~2メートル程度なのに対し、「MAX」だと3メートル以上の高さに噴き上がるそうだ。

ただ、省エネについてもちゃんと考えられていて、Kシリーズエクストラは、未使用時に自動的に便座温度と温水温度を下げる「スーパー節電」と、スイッチ操作で8時間ヒーターをオフにする「ワンタッチ節電」機能を搭載。
そして、タンクに貯めた水を温めておく貯湯式なので、瞬時に水を温める瞬間式に比べてお湯の勢いを強くすることができるという。

突き刺さるような感覚!!

――「MAX」の洗い心地を言葉で表現するとどういう感じ?

これは必ずお知らせしていただきたいんですが、私たちは洗いすぎを推奨しているわけではありません
そのうえで「突き刺さるような感覚」と申し上げておきます。


――ダイヤルは手を放すと0に戻るのか?

いいえそのままの位置で止まります。
「MAX」で使うとそのままです。

――社内での評判はどうなのか?

先ほど申し上げた通り、シャワートイレを日本で一番最初に出したメーカーは当社で、お客様はもちろん社員の中にも製品のファンが多くいます。
ですので、昔のようなパワフルな洗い心地を実現したことに関して社員の中からも「よくやった」というような高い評価を得ています。
デザイン的にも男性社員が喜びそうな部分が多いですし。

ただ、この製品は男性だけにターゲットを絞っているのではなく、もちろん女性への配慮ももちろんしています。
たとえば弊社のシャワートイレは、おしり用だけでなく、ビデ専用のノズルも備えているので、合わせて2本のノズルを使っています。
男性はもちろん、誰もが喜んでもらえる製品作りを心がけています。

「突き刺さるような感覚」と言われると、ちょっと怖い気もするが、デザインも含めて中高年男性のハートをがっちりつかむ狙いは成功しているようだ。
担当によれば、このKシリーズは東京・西新宿にある「LIXILショールーム東京」の男女トイレに設置してあるそうだ。その他、各地のショールームについてはそれぞれ確認していただきたいとしている。
興味のある方は、自慢の「ターボ」パワーの直撃をその身で受け止めてみてはいかがだろうか?