台風一過なのに駅混乱!利用者が「始発遅れ」と「入場規制」を知らなかったワケ

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  • 多くの利用客が始発の運休や遅れ、入場規制を知らなかった 
  • 通勤・通学時には人があふれ返ったことで入場規制を実施した駅も
  • JR東日本「基本的には入場規制は駅員の判断で行うのがルール」

日本列島に直撃した台風24号の影響で、1日朝の首都圏の在来線はすべて始発からストップした。

運行が開始されたあとも、通勤・通学時間の午前7時30分から9時過ぎにかけて、都内の多くの駅では"入場規制"が行われる事態となった。

こうした中で混乱に拍車をかけた要因の一つが、駅を利用する多くの乗客が始発の運休や遅れ、入場規制を知らなかったこと。

大勢の人があふれ返った駅構内…

JR四ツ谷駅では中央線快速の線路に木が倒れ、他の線路でも倒木が相次いだ。

一方で、目立つ被害がなかった多くの駅でも始発から列車の運行がストップしていたが、午前5時前のJR新宿駅には始発から運休していることを知らない利用者が駅を訪れていた。

そして4時間半後には、大勢の人があふれ返り、駅で"入場規制"が行われた。

午前7時39分から午前9時30分ごろまで"入場規制"を実施したJR川崎駅は、動く隙間もないほどの人であふれ、JR西川口駅では数百メートルにも及ぶ長い列が駅の外にできた。

さらに、台風一過となった1日の都心の最高気温は32度を記録。パニックに輪をかけるように、蒸し風呂のような暑さが駅の構内を襲った。

JR東日本の「始発遅れ」の発表は午前4時

始発の遅れと同じように、入場規制について知らなかったという利用者たち。

なぜ、"始発の遅れ"と"入場規制"を事前に知ることが出来なかったのか。

実は、JR東日本が始発の遅れについてホームページで発表したのは1日の午前4時28分。

JR東日本のホームページ

ギリギリの発表となった理由についてJR東日本は、「台風直撃後、各線路の点検をしたところ飛来物などの支障物があまりにも多く、報告するのに時間がかかってしまいました」とコメントしている。

JR東日本では初となる首都圏の計画運休を実施したが、運休した午後8時以降から徹夜で線路に異常がないか点検するも、安全確認に時間がかかってしまったという。

また、"入場規制"に関しては、ホームページで公表した駅と公表していない駅があったことも判明。

番組の調べでは、JR東日本が入場規制を行った駅は21駅。その中にはホームページで公表しなかった駅もあった。

これについてJR東日本は「基本的に入場規制は駅員の判断で行うのがルールになっています」とした。

乗客数などの明確な判断基準はないため、入場規制は各駅に実施が委ねられているという。そのため、各駅から報告が上がってこない限り、どの駅で入場規制が行われているのか、現状では把握できないようだ。

そして、今後の対応策について「課題も多く、しっかり振り返りと対策を行い、今後に生かしていく考えてございます。また今後はTwitterやFacebookなど多くのSNSを使用して情報を細かく伝えていくことも検討しています」としている。

(「めざましテレビ」10月2日放送分より)

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