大胆!“富田林逃走男”笑顔でピース記念写真なぜ?

  • 「日本一周の旅」装い…素顔で記念写真もパチリ
  • 道の駅めぐる万引き生活 置手紙には偽名で「再訪します」
  • 48日間の逃亡に終止符も黙秘続ける 

面会室のアクリル板を壊すなどして、大阪府の富田林警察署から逃走していた、樋田淳也(ひだ・じゅんや)容疑者(30)。
自転車旅行を装い、素顔で記念撮影にも応じるなど、その大胆な逃走生活が明らかになった。

「日本一周」旅人装い…大胆な逃走

只今、自転車にて日本縦断中!」と書かれたプレートや、「行くぞ!日本一周中 お助けお願いします」などと書かれたリュックと共に写真にうつる樋田容疑者。
手にしていた看板に描かれた日本地図は、逃走中の走行ルートを偽装していたのか、近畿・中国地方の一部や四国が「完走」を示すピンクに塗られていた。

8月12日に勾留先の大阪府富田林署から逃走し、300km以上離れた「道の駅サザンセトとうわ」を樋田容疑者が訪れたのは、約1ヵ月後の9月18日。

この道の駅の支配人によると、樋田容疑者は倉庫で寝泊まりをすることを許可されると「すごく喜んで一泊した」という。

水道があり、エアコンも設置された倉庫。
4畳以上の広さがあり、樋田容疑者と同行者が泊まるには十分だったと思われる。

道の駅に「また来ます」と置手紙も

周防大島に来た理由を「夏に2歳の子供が4日間さまよって発見された場所だと聞き、ぜひ行ってみようということで来た」と語っていたという、樋田容疑者。

2歳の男の子の行方が分からなくなり、3日後にボランティアの男性によって発見された事件は記憶に新しいが、男の子が行方不明になったのは、樋田容疑者が富田林署から逃走したのと同じ、8月12日。
逃亡中の樋田容疑者が、何らかの手段でニュースに触れていたことが伺える。

「道の駅サザンセトとうわ」に、逮捕3日前の9月26日まで滞在していた樋田容疑者は、「櫻井潤弥(さくらい・じゅんや)」という偽名で置手紙を残していた。

「みな様のやさしさに居心地が良くついつい甘えてしまい、日本一周の旅が停滞してしまいました。そのお蔭で周防大島での最高の想い出ができました」

「また達成後は道の駅に再訪させて頂きますので、その折には宜しくお願いします。気長にお待ち頂ければ幸いです。頂いた声援をパワーに日本各地を走り抜けます」

“万引き生活”しつつ…ご当地グルメをパクリ?

逮捕時の所持金はわずか280円。
9月28日には山口県上関町の道の駅でタコ飯やカツサンドなど1800円分を盗むなど、万引きを繰り返しながら食糧を調達していたとみられる樋田容疑者だが、“買ってでも手に入れたかったもの”があったと思われる証言も。

それは「道の駅  上関海峡」で売られている、名物の「鳩子てんぷら」150円。
販売員によると、樋田容疑者は売り場から2~3mほど離れた場所から「買う10分くらい前からずっと立って、ずーっと天ぷらを見ていた」という。

逮捕当日の9月29日午前9時半過ぎには、「道の駅  上関海峡」の防犯カメラにテントを畳む樋田容疑者とみられる男の姿が映っており、樋田容疑者はその後訪れた山口県周南市の道の駅で万引きの現行犯で逮捕され、48日間に及ぶ逃走生活を終えた。

大胆ながら、謎に包まれた逃走劇。
加重逃走の容疑で再逮捕された樋田容疑者だが、調べに対しては黙秘を続けているといい、今後の捜査に注目したい。

(「プライムニュース イブニング」10月1日放送分より)



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