週末、沖縄地方に接近する“非常に強い勢力”の台風24号 今後の進路は?

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  • 「雨だけでなく風の影響が大きくなりそう」だという台風24号
  • "かぜ台風"の台風21号は今月4日に関西を直撃した
  • 30日にも九州から四国辺りに接近、本州上陸の可能性も

30日に予定されている沖縄県知事選挙。

26日、期日前投票の会場には行列ができていた。

沖縄の人たちが警戒を強めている台風24号が、週末には沖縄地方に直撃するとみられている。

関空は台風24号で具体的な対策せず…

日本列島に上陸すれば、今年で5番目となる台風24号。

その特徴について、気象予報士の木村雅洋さんは「今回の台風は進路を東寄りに変えてから、急にスピードを上げて勢力が落ちないまま本州へ近づいてきます。雨も注意が必要ですが、風の影響も大きくなりそう」と話す。

"かぜ台風"といえば、記憶に新しいのが今月4日に関西を直撃した台風21号。

関西国際空港では最大瞬間風速58.1m/sの強風により、連絡橋にタンカーが衝突し、道路の一部が破損した。

また、強風による高潮で滑走路が冠水し、一時は滑走路の使用が中止された。

空港によると、現在台風21号による被害の検証を行っている最中で、来週接近の恐れがある台風24号には、まだ具体的な対策を行っていないという。

大阪市では、解体中だったビルからは外壁に使われていたパネルが次々と強風により飛ばされ、足場も崩壊。

今はパネルが張り替えられて、ネットが張られているが、再び大型の台風が接近する恐れがあることについて、防災システム研究所・山村武彦所長は「まわりにシートをめぐらせ、おそらく足場も補強していると思うので、前回の様なことはないと思うが工事現場の足場は仮設のため強風で倒れやすいのが特徴。一般的に近づかないことが大事」と注意を促した。

「台風24号」3つの特徴

では、今後の進路や日本への影響はどうなるのだろうか、気象予報士の木村さんが解説する。

――台風24号の特徴は?

「非常に強い勢力」のため雨にも注意ですが、特に強風にも警戒が必要になります。また「大型の台風」のためと中心から離れていても雨や風の影響が大きくなってくるという特徴があります。

――ここ数日、雨が続いていますが、これも台風24号の影響でしょうか。

26日、27日の雨は台風ではなく秋雨前線の影響で降っています。この秋雨前線がポイントで、週末になると台風の北上とともに秋雨前線も活発になるので、西日本と東日本中心に大雨に警戒が必要です。

――週末には沖縄に接近するということですが進路は?

沖縄は29日から30日の未明にかけてもっとも近づきます。このころは速度が遅いので、風の影響が長引きそうです。28日の夜になると、強いところだとトラックが横転するほどの風が吹く可能性があります。

――本州への影響は?

本州辺りで急にスピードが上がり、30日の日中にも九州から四国辺りに接近、上陸の可能性も出てきています。

――スピードが早い台風はどんな影響をもたらしますか?

急に台風がやってくるため雨や風が強まってくるので、早め早めの対策が必要です。   

大阪周辺は30日の夜ごろに接近しますので、今日または明日にも対策をしておく必要があると思います。

――台風21号で近畿地方は被害があったので警戒が必要ですね。

近畿地方でいうと、風は30日ですが29日から雨は強まってくるので対策は必要です。1日になると関東、東北、北海道方面に進んで行きます。

関東は1日、月曜日の朝に最接近の恐れがあるので、沿岸部で暴風雨が吹き荒れる可能性がありますので、交通機関の乱れなどに注意が必要です。

現在はまだ、予報円がかなり大きいので、関東に近づくころは北側を通るか、南側を通るかによって風の吹き方や雨の降り方も変わってくるので、こまめに情報をチェックしてください。

(「めざましテレビ」9月27日放送分より)

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