老舗デパートの未来 対ネット通販に新戦略

  • 高島屋の日本橋店が来週オープン
  • 高島屋はバラエティに富んだテナント充実と、幅広い世代の獲得を目指す
  • 一方、新装オープンする三越は富裕層を囲い込み、買い物の満足度を高める狙い

来週オープンする老舗百貨店・高島屋、日本橋店の新館。

本館のすぐ隣に立つビルは、地上7階、地下1階。
中にはファッションブランドや飲食店など、115の専門店が軒を連ねる。


周辺で働く人たちをターゲットに、一部の飲食店は出勤前に立ち寄れるよう午前7時半にオープン。

また、こちらのヨガスタジオも午前7時半から利用でき、朝から汗を流した後は、シャワーやパウダールームで身だしなみを整えて “オフィスへGO!” なんてことも可能だ。

 今回オープンする新館や本館など、4つ建物からなる、いわば都市型のショッピングモールを開業することになる高島屋。

日本橋では近年、大規模な商業施設のオープンやオフィスビルの建設が相次いでいて、働く人が増加。

 さらに近隣の地区でタワーマンションの建設が進むなど、ファミリー層も増加している。

高島屋日本橋店の店長は
「本館は本来の百貨店のお買いもの体験、より百貨店らしく。新館は最新の専門店ですので、赤ちゃん、お子様から、30代の方、さらには祖父母世代の方も皆様で、大切な人と大切な時をゆっくりお出かけしていただく」

 
百貨店業界の長期低迷が続く中、若い世代にアピールすると同時に、新館のテナントからは安定した賃料収入を確保する狙いもある。
高島屋は今後、日本橋店で年間2200万人以上の集客を目指す。

今、日本橋を舞台に2つの老舗デパートが百貨店の未来のカタチを模索している。

高島屋はバラエティに富んだテナントを充実させ幅広い世代の獲得を目指し、来月新装オープンする三越は富裕層の囲い込みを行い、豊富な知識を誇るコンシェルジュなどを各売り場に設置して買物の満足度を高めるとしている。

萱野教授は
「ネットでの買い物が広がっている中、百貨店に行くということは体験を求めていくことになる。日本橋でこういった形で(活性化が)なされることで『日本橋』そのものの価値を高めることになる」と期待感を表した。

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