小惑星に着陸・観測目指す“下町ロボット”!世界初の悲願達成なるか?

  • 小惑星「リュウグウ」探査中の“はやぶさ2”が小型ロボットを投下
  • 13年前、先代“はやぶさ”ではタイミングが合わず着陸失敗した過去が…
  • 観測で期待されるのは下町の町工場の“技術と思い”が詰まったロボット

13年前のリベンジで悲願達成なるか?

地球からおよそ3億キロ離れた小惑星リュウグウを探査中の「はやぶさ2」は、日本時間9月21日13時に小型探査ロボット「ミネルバ2」をリュウグウへの着陸めざし分離する予定だ。

投下される「ミネルバ2」のミッションは、小惑星リュウグウの至近距離からの撮影や温度測定を行うこと。

これらを地球からの指令ではなく、搭載された“自律機能”により自ら状況を判断し行動できることが特徴だ。

実は「ミネルバ2の」先代に当たる初代「ミネルバ」は、13年前初代「はやぶさ」から分離される際に、指令のタイミングが合わず着陸に失敗したという苦い経験を持つ

また、地球の8万分の1しか重力がないリュウグウでは車輪で走ろうとすると浮き上がってしまうため、あえて飛び跳ねて地表を移動する仕組みを取り入れた。

世界初の快挙を目指すのは日本の町工場の技術!

「ミネルバ2」が着陸に成功し、小惑星の表面でロボットが活動し観測を行えば世界初の快挙となる

この世界初の快挙を支えるロボットは日本の中小企業、町工場の技術に支えられている。

「ミネルバ2」の通信機器は、東京・八王子市にある従業員わずか4人の「アドニクス」という会社が開発。また、モーターや内蔵カメラを制御する電子基板は、長野県の中小企業「デジタル・スパイス」が開発している。

デジタル・スパイス社では宇宙用の部品を作ることは初挑戦だったということもあり放射線に耐えられる素材を探すのに暗中模索の日々が続いたという。

町工場の、技術と思いが詰まった「ミネルバ2」。今回の着陸が成功すれば、今後の本格的な調査に期待が高まる。

(プライムニュース デイズ9月21日放送より)

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