女性差別問題に揺れる東京医科大 “初の女性学長”は「クールでバシッとものを言うタイプ」

  • 女子受験者減点問題に揺れる東京医科大に初の女性学長内定
  • 学生「優しい先生で雰囲気もいい」“入試差別”根絶へ期待
  • 大学関係者は人柄を評価「女性だから選ばれたのではない」

“女性学長”でイメージUP?

入学試験で、女子受験生を一律に減点するなどの不正入試を行っていた東京医科大学。
その新しい学長に、女性としては初となる林由起子主任教授が内定したことがわかった。

新学長に内定した林由起子主任教授

林教授は、9月19日に行われた教授会で男性教授と一騎打ちの末、過半数の票を得て選出された。
専門分野は病態生理学だという林教授について、東京医科大学の学生に話を聞いた。


「優しい先生で、雰囲気もいい。学長が実際に何をするのか知らないから、何とも言えないですけど、いいんじゃないかな」
とその印象を語り、さらに、別の学生は「女性がそういう立場に立つことは、すばらしいと思います。入試の差別もなくなっていくんじゃないか」と答えた。

東京医科大学をめぐっては、文科省前局長の佐野太被告の息子を不正に合格させていた裏口入学問題で、当時の理事長、学長がそろって辞任。

女子受験生を減点する不正入試が発覚したのは、その内部調査でのことだった。

「バシッとものを言うタイプ」理事会改革にも期待

今回、女性を学長に起用することで信頼回復を図るのが狙いとみられるが、FNNの取材に対して大学のある関係者は、次のように話した。

「女性だからというよりも、研究もしっかりされていて、学内でも評判のスマートな人。クールな人柄で、バシッとものを言うタイプ」
決して女性だからという理由で、お飾りとして選ばれたわけではないと指摘。

さらに、「無能な理事が多すぎる。しがらみがないので、理事会を改革してくれる人だと思う」という意見もあった。

新女性学長のもと、大学の信頼を回復することができるのか。
女性初となる林学長は、来週火曜日の理事会を経て、正式に就任する見通しだ。

(「プライムニュース イブニング」9月20日放送分より)

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