世界遺産と一緒にいかが?廃校を再利用した高級グランピング施設が長崎に

カテゴリ:地域

  • デンマークの高級アウトドア ブランド「ノルディスク」とコラボ
  • イタリア・ヴェネチアに続く世界2番目のグランピング施設が長崎・五島に
  • レストランでは地元の食材を使った“発酵食品”のフレンチ

人口100人の集落だからこそできる“おもてなし”

最近、話題の「グランピング」
「グラマラス」と「キャンピング」を掛け合わせた造語だ。
豪華ホテルの快適さも楽しみながらキャンプのように自然も楽しむ。
そんな今話題の高級グランピング施設が、世界遺産登録で注目が集まる長崎県の五島市に9月27日にオープンする。
五島列島・福江島の富江町に完成したのは「ノルディスクヴィレッジ 五島アイランズ」

シロクマのロゴで知られるデンマークの高級アウトドア ブランドブランド「ノルディスク」と大手ホテルチェーンの藤田観光が提携して運営する“体験型”の宿泊施設だ。
今月10日オープンに先立ち関係者や地元の人々を招いてのお披露目会が開かれた。

地元の人々も、初めてのグランピングにご満悦!!
ハンモックを体験して…
「ほらほら~、よかねぇ!!」「あ~気持ちよかぁ・・・!!」

ノルディスクヴィレッジが展開するグランピング施設は、イタリアのヴェネチアに続いて世界で2ヵ所目。テントはもちろん、家具やアメニティーまでノルディスク製品で揃えられていて、部屋の中は北欧風にコーディネートされている。

高級グランピング施設は廃校を再利用

このノルディスクヴィレッジができた場所は、2011年に廃校になった旧田尾小学校の跡地
10張のテントが張られているのはグラウンド、校舎内はかつての教室が貸切専用の客室やレストランにリノベートされている。

全面的にリノベートされているものの窓や扉、廊下の床板などは昔のまま。風情が感じられるつくりとなっている。

地元の人の反応は?

人口100人の集落に誕生するグランピング施設。地元の人々はどう思っているのだろうか?

「すごいですね…子どもたちが通った面影を残してもらっているのが懐かしい。このまま廃墟になっていくより、こうやって活用されるのはいいこと。」「口コミで田尾が良いという噂が広まり夏休みとかに都会からいっぱい人が来てくれて盛り上がってくれたらうれしい!」

田尾小学校は多い時には100人余りが通っていた。しかし、最後には児童数が5人となり、今は集落全体で人口は100人ほどになってしまった。その半数以上が高齢者で、若者の姿はほとんどない。
それだけに、地元の人々のグランピング施設にかける期待は大きい。

今回、グランピング施設で働くスタッフの中にはUターンで地元に帰ってきたり、Iターンで都会から移住してくる若い人たちも含まれるという。

レストランは 地元食材“発酵食品”のフレンチ

地元ではグランピング施設の進出の話が出る前から旧田尾小学校の校区を盛り上げようと「町興し」グループが立ち上がっていた。今回、グランピング施設にできるレストランの運営をこのグループが任されることになり、地元の食材を使用した「発酵食品」をテーマにフレンチが提供される。

「世界遺産」とともに…

長崎といえば、「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」が今年、世界遺産に登録されたことが記憶に新しいが、構成資産のある五島市では今まで以上に海外からの観光客が増加することが期待されている。

気になる宿泊料金は1泊2食付きで1万9000円~
オープン前にすでに予約や問い合わせが相次いでいるという。

現地には、長崎市から高速船かフェリーで福江港に向かい、そこから車で30分のところにある。
空路では福江空港に向かい、そこからは車で30分くらいの場所にある。

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