樹木さん密葬 内田裕也さんの胸バッジ “HOW ABOUT NO?” が語る夫婦愛

  • 内田裕也さん、マスコミに撮られることを意識したバッジか
  • 樹木希林さんが例えた“提婆達多”という言葉の意味
  • 別居生活を続けながらも、確かにあった2人の愛情

夫婦でありながら別居を続けていた内田裕也さん

17日、75歳で亡くなった女優・樹木希林さんの密葬が行われた。

大村正樹フィールドキャスター:
葬儀は今月の30日に東京都内のお寺で営まれますが、どうやらそれまでの間、関係者の方は一切コメントをされないようです。夫である内田裕也さんもいまだコメントはされていません。ただ、今回の密葬に参列する時にバッジを付けていたんです。

大村:
“HOW ABOUT NO?”日本語にすると“ありえない”と書かれたバッジを胸につけていました。これは内田さんのメッセージで、あえてマスコミに撮られることを分かった上でつけていたのかなという気もしますね…。


樹木希林さんと内田裕也さんは実際の結婚生活はおよそ1年半だったそう。その後はずっと別居生活を送りながら夫婦であり続けるという関係だった。
いわゆる「貫き通した夫婦道」…、その理由ともとれる37年前のある言葉を、グッディ!は見つけた。

お互いに中毒?

結婚から8年経った1981年、内田裕也さんが一方的に離婚届を提出し一人でハワイへ
⇒当時38歳だった樹木希林さんは、報道陣を事務所に招き入れ…
「私が重荷になるということは、少なくとも中毒になっていると思う。私中毒に…。私も主人中毒。演技じゃないの、本当にほれている」とコメントしたそう。

さらに、夫・内田裕也さんをこのように例えた言葉も残されていました。
「夫は私にとって“提婆達多”」

樹木希林さん(暮らしのおへそ 主婦と生活社):
お釈迦様は自分に背いていく提婆達多がいたから悟りを得ることができたっておっしゃるのよね。自分にとって不都合なものをすべて悪としてしまったらそこからは何も生まれない…

大村:
内田裕也さんのことは提婆達多として、自分をはお釈迦様に例えて、悟りを開いて晩年を過ごされたんじゃないかと。

安藤優子:
自分にとって都合のいいものにばかりに囲まれていたら、自分の成長はないということですかね。

大村:
本当に達観されていますよね。

三田友梨佳アナウンサー:
樹木希林さんは最後の最後まで内田さんのことを悪く言わなかったですよね。何の見返りも求めずに、ひたすらに愛するっていう、本当に仏のような方だなと思います。

大村:
本当にほれているんだと、30代の若さで堂々と宣言されました。当時は何を言っているのか?と思っていた記者の中に、“最近になってこの言葉の意味がようやく分かってきた”と言っている方もいるそうです。ここまで長い期間別居をしながらも、二人には愛情のようなものが確かにあって、それが内田裕也さんの“HOW ABOUT NO?”というメッセージにもあるのかなって。

安藤:
内田さんの憔悴ぶりを見ると、ほれ抜いていたのは、本当は内田さんなんだなって思いますね。

自宅の表札に込めた思い

大村:
樹木希林さんは、娘である也哉子さんが本木雅弘さんと結婚されたころ、也哉子さんとご本人の名義で二世帯住宅の豪邸を建てました。その時マスコミの間で話題になったのが、表札です。

表札には、別居状態である夫・内田裕也さんの名前が書かれていた。

大村:
別居して30年近くになるのに、なんで内田裕也さんの名前とご自身の名前を並べて入れたのか?当時話題になったんです。でも今振り返ってみると、インタビューの通り本当にほれていたのかなと。この表札に希林さんの“いつでも帰ってきなさいよ”という妻の思いのような、一つの覚悟のような思いが見られるのかなと思いました。

三田:
内田さんが“ロックな生活”を送れたのは、樹木希林さんの存在があったからなんだろうなって強く思いますね。

(「直撃LIVE グッディ!」9月18日放送分より)

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