「自宅で死を迎えたい」樹木希林さん家族と友と最期の別れ

  • 「孫の声が聞こえるところで死にたい」希林さんの願い
  • 夫・裕也さんは携帯電話で希林さんへ呼びかけ続けた
  • 今年になって希林さんが女優人生で初めて挑戦したこととは?

9月15日に75歳で亡くなった樹木希林さん。

希林さんは生前から「自宅で死を迎えたい」と話していた。

「病院よりは家の方がいいかな。孫の声が聞こえるところで死にたいですね。本木さんはそもそも"おくりびと"だから」とその願い通り、孫の声が聞こえる自宅で亡くなった。

亡くなる直前に携帯で呼びかけた夫・裕也さん

17日午後には、家族や古くからの友人に見守られて自宅を後にした。

娘の内田也哉子さん、その夫の本木雅弘さん、孫のUTAさん、内田伽羅さん、玄兎くんに見送られて斎場へと向かったが、希林さんの夫で別居中の内田裕也さんの姿は見られなかった。

希林さんと裕也さんは1973年に結婚するが、約1年半で別居。

一時は裕也さんが勝手に離婚届を提出する騒動もあったが、波乱万丈な結婚生活はたびたび話題となった。

希林さんの最期は看取れず、亡くなった翌日に対面したという裕也さんだが、亡くなる直前に携帯電話のスピーカー機能を通じて、意識が遠のく希林さんに呼びかけ続けていたという。

希林さんが亡くなった当日に内田さんの自宅へ戻った際は、支えられながらも自ら歩いていたが、17日は自宅から車に乗り込む際は裕也さんは車イスに乗っていた。関係者によると「急なことでとてもショックを受けていて、心と頭の整理がつかない状態。数日中にコメントを出す予定」だと明かした。

希林さんが女優人生で初めて挑戦したこと…

希林さんの出棺を見守る人たちの中には女優・浅田美代子さんの姿もあった。

1973年にテレビドラマ「時間ですよ」で初共演して以来、45年にわたり家族同然の間柄だという。

亡くなる直前も面会していた浅田さんは、「亡くなる日も病院から自宅に戻ってブドウを口に含んで『おいしいね』と言ったら、すごく嬉しそうな笑顔で…。まさかその晩に亡くなるなんてびっくり…」と語った。


浅田さんは希林さんを看取ることはできなかったというが、「すごく安らかな顔をして本当に眠っているような感じ。(希林さんには)『頑張ったね』としか言えなかった。あちらに行ってもいろんな知り合いがいて、みんなから声を掛けられて『こっちに来ても忙しいものね』と言っている気がします」と話した。

希林さんとの思い出を「もう、ありすぎて。心配ばかりかけましたけど、本当に母であり姉であり親友であり、これから先どうしようかと本当に思っています」と涙を浮かべた。

その希林さんが今年になって女優人生で初めての挑戦をしたのが、映画の企画。

遺作となった来年公開予定の映画「エリカ38」には、希林さん本人も出演しているが、62歳という設定の主人公に実年齢が62歳だった浅田さんを起用している。

希林さんの遺骨は17日夕方に、孫のUTAさんに抱かれて自宅へと戻った。

また、希林さんの葬儀は9月30日に執り行われる予定となっている。

(「めざましテレビ」9月18日放送分より)

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