最初の1杯は無料!店舗横断型新サブスク

カテゴリ:国内

  • スマホを提示して最初の一杯が無料!"GUBIT"
  • お酒が好きな人たちがより楽しめるサブスクリプションサービス
  • 店側の負担が少なく常連客となる可能性も!

「カンパーイ!」

喉を潤し、疲れを癒やす仕事終わりの一杯。
これを大きく変えるかもしれないビジネスが登場した。

餃子とビールが売りの都内の居酒屋。
ここで女性客が何やらスマホを提示している。

乾杯の最初の1杯が無料となるアプリ「GUBIT」。
クーポンのようだが、実はこれ、月々980円の会費を払って使う新たなサブスクリプションだ。

従来のサブスクリプションと違うのは、いろいろな店で使えるということだ。
この、店舗をまたぐ横断的なサービスが従来のサブスクリプションと一線を画するビジネスモデルを生んでいた。

GUBITと従来のサブスクリプションのサービスの違いについて、GUBITの正木武良CEOは
「今までも定額のサービスが始まってると思いますが、どちらかというとお店がお客さんを囲い込むためのサービス。僕らはお酒が飲むことが好きな人たちが、より楽しめるサブスクリプションのサービスということで、ちょっとユーザーの軸が違う」と語る。

従来のサブスクリプションはあくまで一つのお店やチェーンに限定したものであるが、GUBITは全く関連のない複数の加盟店で最初の1杯が無料になるのだ。

現在、ワインバーやクラフトビールの店など東京を中心に加盟店を拡大中で、サービスが広がる裏には「店の負担が少ない」というこのサービスならではの強みがある。

「お店側はお金がかからないというのが一つです。広告に月に何万円払いますじゃ、その広告を見た人がどれだけお店に効果があったのかはなかなかお店では図りにくい」(GUBIT 正木武良CEO)

グルメサイトに掲載するには掲載料がかかったり、サイトを通じての予約客に手数料を支払わなければならないケースがある。

しかしGUBITの場合、加盟店にかかるコストは最初のドリンク1杯のみ。

掲載料などの他の費用はかからない。

つまり、GUBITに加盟して客が来なくても店側が損することはないのである。

ダンダダン道場の鎌田晃史店長は
「ハードルが低かったですね。新規の方がきてくれるので、あとは口コミで広がって来ていただけたら」と好印象だ。

そして、もちろん・・・
「結局、1杯じゃ終わらないんですよ」と楽しそうに女性客は話していた。

サブスクリプションという形態なので客は月額料金980円の元を取ろうとする。

これが店にとっては常連客になる可能性を秘めているのである。

お酒で複数店舗でというアイデアだけで他と一線を画するサービスとなったGUBIT。

今後は、お酒好きが集まる特徴を活かし、コミュニティを作っていきたいとしている。

津田塾大学の萱野稔人教授は このサービスが発展していく課題として次のように語った。
「サブスクリプションのサービスは、はじめはお得感があるということで加入してもらいやすいが、すぐにお得感に慣れてしまって価値を感じ続けてもらいにくいということがあります。価値を感じられなくなれば、すぐに退会ということになる。それを避けるために、店舗の数を増やす、さらに飲み仲間のみんなが加入しているから自分も入る、などというような人との繋がりがポイントになります」

(「プライムニュースα」9月14日放送分)

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