サッカーから日本酒プロデュースへ。中田英寿が描く“-5度”の世界戦略

カテゴリ:国内

  • サッカー引退後は日本酒の魅力を世界に発信している中田英寿さん
  • 日本酒には徹底した温度管理が必要
  • ー5度で管理できる世界初の「日本酒セラー」を世界中の飲食店に設置したい

蔵で飲む味をどう届けるか

日本酒をもっと世界へ。
プロデューサーを務めるサッカー元日本代表の中田英寿さんが、熱い思いを語った。

ジャパンクラフトサケカンパニー・中田英寿代表

ジャパンクラフトサケカンパニー・中田英寿代表
「今、海外での日本酒の消費は伸びている。日本で、特に蔵で飲む味と同じ状態が、そこにどうやって届けられるか。そのために今、自分は仕事をやっている」

サッカー引退後は、ジャパンクラフトサケカンパニーの代表として、日本酒の魅力を世界へ発信するプロジェクトを数多く手がけている中田さん。

その中田さんがプロデュースした訪日外国人向けの日本酒バー「CRAFT SAKE WEEK @ KITKAT BAR」が、東京・日本橋に期間限定でオープン。

中田さんが描くSAKEの世界戦略に、椿原慶子キャスターが迫った。

日本酒を勉強したら面白いのかな…

訪日外国人向けの日本酒バー「CRAFT SAKE WEEK @ KITKAT BAR」

椿原キャスター:
日本酒に惹かれた理由って、何かあるんですか?

中田英寿代表:
イタリアに住んでたころから結構ワインが好きで、向こうのサッカー選手とかでもワイナリーを持つ人とかいるんですね。

椿原キャスター:
おしゃれですね。

中田英寿代表:
かっこいいなと思ってたんですけど、ワインのように日本酒を勉強して知っていたら面白いのかなというので、蔵元を回り始めて。

これまでに300以上の蔵元をめぐったという中田さん。
2017年の日本酒の輸出量は、約2万3,000キロリットルで、この10年で倍増。
8年連続で過去最高を記録し、海外での酒人気は過熱し続けている。

しかし、中田さんは海外での日本酒の飲まれ方に危機感を感じているという。

日本酒には徹底した温度管理が必要

中田英寿代表:
日本酒って、非常に繊細でデリケートなものなので、温度変化によってすぐ味が変わってしまうんですね。

椿原キャスター:
みんな、ちゃんと管理したものを飲んでなかった?

中田英寿代表:
いろんな国に行くたびに日本酒を飲みますけども、ちゃんと管理されている日本酒というのは、ほぼ目にすることはないです。


日本酒には徹底した温度管理が必要。
この中田さんのこだわりから開発されたのが、-5度の低温で管理ができる世界初の「日本酒セラー」。

-5度にすると劣化しづらい

世界初の「日本酒セラー」

中田英寿代表:
-5度で飲むのがおいしいんじゃなくて、-5度にすると劣化しづらい。

椿原キャスター:
実際に-5度ってどんなものなのか、確かめてみてもいいですか?

中田英寿代表:
もちろん、ぜひ飲んでみてください。


こだわりの日本酒セラーから取り出された日本酒、その味は…

椿原キャスター:
口に入れると、まずスッキリというのと、あとから甘みとか香りとかをふわっと感じて。

おいしいものをおいしいまま届けたい

中田英寿代表:
僕はお酒は造りませんけど、お酒を楽しめる環境を作っていくっていくのが自分の役割かなと。

椿原キャスター:
中田さんが描く日本酒の海外戦略というのは?

中田英寿代表:
こういうセラーを世界中の飲食店が普通にワインセラーのように入れるような環境を作りたい。お酒自体はおいしいんです。だけども、おいしいものが、おいしいまま届かないので、環境を作ることが一番の戦略になるんではないかという気がします。

(「プライムニュース α」9月13日放送分)

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