424回混ぜる「究極の納豆」を食べてみた。そして「究極のTKG」とのコンボは破壊力抜群!

カテゴリ:テクノロジー

  • 納豆を究極化させる混ぜ回数は424回!まず見た目が全然違う!
  • 実際に「究極のNTO」を食べてみた
  • さらに「TKG」も合わせた「究極のNTKG」は“未知との遭遇”や~

424回混ぜると「究極の納豆」に

関西や外国の方には、少々抵抗があるかも知れないが、日本人の国民食として広く好まれている「納豆」。安価で栄養も豊富、朝食のド定番として名高い納豆だが、この度、日本の大手玩具メーカーである「タカラトミーアーツ」が、そんな納豆を“究極化”させる商品を、11月22日に発売するという。

その名も「究極のNTO(なっとう)」だ。(税別2,800円)
有名美食家・北大路魯山人氏が推奨した「納豆のこしらえ方」を参考に、タカラトミーアーツが独自に、納豆を何回混ぜれば最も美味しくなるか検証したところ、「424回」だったという。
詳しくは、305回練ったタイミングで醤油を入れ、その後119回混ぜる方法が、究極のNTOを作り出す。

実は同社は、2014年にも同じように、納豆をかき混ぜるための商品「魯山人納豆鉢」なるものを発売しており、好評を博している。
今作は、その前作をリニューアルした商品で、インバウンドや海外展開を見据えて、漆器をイメージしたスタイリッシュなビジュアルになっている。

また、商品名に“究極”という表記がつくのは2作目で、第1弾は「究極のTKG」(卵かけご飯)。白身と黄身を分離させ、白身をメレンゲ状に泡立てるというもので、発売当時、この商品も話題になった。

実際に食べてみた

今回は特別に、タカラトミーアーツにお願いして、発売前のサンプル品をお借りし、その“究極の味”を確かめることにした。

まず、市販の納豆を買ってきて、1パック分を本体下部の容器に入れる。ハンドルがついた上部をセットし、メーターが「開始」になっていることを確認。いざ、ぐるぐるタイム。ひたすら手動でかき混ぜていく。

混ぜ始めてから約1分ほどで、醤油メーターまで差し掛かり、「305回」でフタがパカッと自動で開いた!手動と自動が入り混じる、ユーモアに富んだ商品だ。
納豆のパックに入っていた醤油を流し込み、再びフタを閉じて、かき混ぜていく。

「424回」の完成時には合図として、再び醤油部分が自動で開いた。424回も混ぜたことになるが、ハンドルのおかげでちっとも疲れは感じなかった。これが箸だったら、食べる頃には利き手が疲れているはずだ。
時間にして、1分30秒もかかっていないことは驚き。
そして、出来上がりを見てみるとさらに驚いた。



なんと、糸が液体状のようになっており、納豆1粒1粒をしっかりと包み込んでいた。また、液状の糸の中には無数の空気穴のようなものが見られ、ふんわりとした感触を目で訴えかけてくる。

持ち上げてみても、粒が箸の間から零れ落ちることはなく、しっかりと粒同士がひっついている。

ちなみに、「究極のNTO」を使わずに、普段通り数10回ほど混ぜたものと比較するとこの通り。見るからに、糸の量や泡立ち具合が歴然の差だ。NTOの実力がより分かる。

NTOで混ぜた納豆(左)・普通に混ぜた納豆(右)

明確な違いを確かめるべく、まずは納豆だけで食べ比べてみたところ、普通に混ぜた納豆はいかにも納豆の匂いがぷ~んと香り、醤油の味も際立って感じられた。

一方、NTOを使用した納豆は、クリーミー。納豆に似つかぬ表現にも思えるが、その液体状の糸が感じたことのないクリーミー感を作り出していた。先程は強めに感じた醤油も、後味でふわっといいアシストを演出。とにもかくにも、ご飯が欲しくなる。


たまらずご飯と共に食べてみると、単体で食べた時よりも、より納豆の“コク”を感じられた。何杯でも食べられそうな美味しさで、茨城出身の筆者でも、思わずうなり声をあげる一品だ。

究極の納豆+卵かけごはん=「究極のNTKG」

そして、ここで終わりではない。タカラトミーアーツのHP上では、究極のNTOと究極のTKG、“2種類の究極”を組み合わせた、まさに”至高なる逸品”を推奨していた。これは食べずにはいられない!「究極のTKG」もお借りできたので「究極のNTKG」を作ってみた。

何ということだろう…見た目も衝撃的な究極コンボ。
正直、既に私たちが知っている納豆ご飯の姿も卵かけご飯の姿も、そこにはなかった。まったくの未知の食べ物である。

そっと禁断の黄身を割り、納豆+メレンゲ状の白身と絡めて持ち上げる。持ち上げた時点で、これがとてつもなく美味だということは、容易に想像できた。
それでも食べてみて、なおびっくり。メレンゲの白身が作る“ふわしゅわ新食感”が、納豆の香りを包み込み、マイルドかつ大胆に引き出している。これはもはや新たな料理と化している。

気付けば、茶碗が空っぽになっており、NTOを作った時間同様に、完食までも1分30秒もかからなかった。
こんなとてつもない究極シリーズを生み出した、タカラトミーアーツ広報の中村さんにお話を聞いてみた。

「そこまでやるか?」をサポートするマシン

ーー4年前に発売された前作「魯山人納豆鉢」との違いは?

機能としての大きな変更点はございませんが、昨今のインバウンド需要を考え、「ジャパニーズフード」として押し出せるような、日本らしさを意識したデザインとカラーリングにリニューアルをいたしました。

他の新製品に販売を集中させるため、「魯山人納豆鉢」については生産を終了していましたが、たくさんのお引き合いをいただいたため、リニューアル販売を開始しました。
NTOについては今後の販売動向をもとに、継続を判断していきたいと考えています。


ーー「究極のNTO」発売まで2か月もあるが、現時点で反響は?

色々なメディアからお引き合いをいただいています。
また、ネットなどの予約なども好調だと聞いております。

ーー究極シリーズを作ろうと思ったきっかけは?

究極のTKG(たまごかけごはん)に始まり、身近な食材をこだわって美味しく食べるニーズがあると思ったからです。
調理器具とは違う、通常「そこまでやるか?」ということをサポートするマシンなら、「おもちゃ」ならではの楽しさが打ち出せるのではないかと思いました。

ーーからしやネギを入れるタイミングは?

からしやネギなどの薬味は、すべて混ぜ終わった後(424回の後)に、お好みで加えるのが推奨です。

「究極シリーズ」新商品を鋭意開発中

ーーTKGを「卵かけご飯」と読むのは浸透してきているが、納豆をNTOと表記するのは珍しいのでは?

シリーズとして統一するために「NTO」という造語を作りました。おやっ?と思うきっかけになってくれれば、うれしいです。2つを組み合わせたものについては、「NTKG」としています。

ーー次なる究極シリーズの予定・着想は?

今後も身近な食べものをより美味しくするアイテムを「究極シリーズ」として展開していく予定はございます。まだ詳しいことはお話しできませんが、皆さまに身近な食べものを美味しくする新商品を、現在鋭意開発中です。



既に新たなる究極シリーズを開発中だというが、その飽くなき探求心が生み出す、次なる究極とはいったい何なのか。想像をめぐらせながら、今はNTOの発売日を待つことにしよう。