リゾート気分で“生産性UP!”時短だけじゃない“働き方改革”【新潟発】

カテゴリ:国内

  • 海辺のカフェ+会議室で“気分爽快”な働き方
  • 古民家をリノベーション、昼食はみんなで生姜焼き定食!
  • 東京のIT企業が新潟にサテライトオフィス開設。地域の人口増加も

気分が変わり生産性UP!

「働き方改革」が叫ばれる昨今、その多くが“労働時間の短縮”に目が行きがちだ。
しかし、新潟では、“労働時間の短縮”だけではない様々な「働き方改革」行われている。
その一つが、「ニイガタ ワークスタイル プロジェクト」と銘打ち、カフェやコワーキングスペースを併設した海の家「シーポイント」を活用した取り組みだ。

新潟市中央区の関屋浜海水浴場にあるシーポイント。一見すると普通の海の家に見えるが、中に入ると左側がカフェスペース、右側が会議などができるスペースになっている。その他、コワーキングスペースなども併設した施設となっている。

“新潟だからこそできる”働き方を提案するプロジェクトとして、今年5月から「海の家会議室」として施設を貸し出している。この日は、新潟青陵大学と東京造形大学の職員が例年、大学内で行っている合同研修を、今回初めて「海の家会議室」で行っていた。
海風を感じながらグループワークでも活発に意見が飛び交っていた。
会議に参加した人は

「こういう開放的な雰囲気なので緊張が紛れる感じでとてもよかった」と話す。

研修を終えると隣のカフェスペースで「懇親会」のバーベキューがすぐにできるのも「海の家会議室」ならではの楽しみだ。

既成概念にとらわれない「働き方」は、その他にも様々な形で試されている。
シーポイントで働く星 亜矢子さんは子育て中のママ。現在、在宅勤務を行っている。
星さんは、主にWEB制作、情報発信などを担当し、打ち合わせや繁忙期以外は自宅で仕事をしている。星さんが在宅勤務を選んだ最大の理由はやはり、「子供どもの存在」だった。

世の中のお母さんは、仕事に行くとなかなか、子どもに何かあっても休みづらいとか、周りの目を気にしながら働かなくてはならないのが現実。こういった働き方が広がることで、みなさんの気持ちが楽に働ける環境になる。

都会と地方がWIN WINになる働き方

その他にも新潟では様々な働き方が提案されている。
その一つが「サテライト オフィス」。都心の企業が地方にも拠点を置く働き方だ。
東京のIT企業テラスカイ。お笑い芸人の厚切りジェイソンこと、ジェイソン ダニエルソンさんが勤務していることで知られるこの会社も上越市にサテライトオフィスを構えている。

社長が上越市出身ということで町屋を改装して去年4月に業務をスタートさせた。
現在、東京から来たスタッフ中心に5人がシステム開発などを手掛けている。
サテライトオフィスでの仕事をスタッフはこう語る。

通勤時間が短くなったのはすごく楽ですね。満員電車に乗らなくて済むし…自然の風景に囲まれて、のんびり仕事ができるし、集中できるのがとても気に入っています。

社員のワークライフバランスをとるだけでなく、地方の優秀な人材を獲得することもサテライトオフィスを設けることの大きな狙いだ。

この春、テラスカイでは一人のスタッフを現地採用した。現地で採用されたスタッフは

「わざわざ都会に出ることいなく、慣れ親しんだ自宅から通える環境で、自分のやりたい仕事ができるのができるのがよかった」と話す。

ランチは「自炊」で和気あいあい

このサテライトオフィス、少人数ということもあり、昼食は毎日スタッフで自炊している。
この日のランチは「生姜焼き定食」だ。東京から来たスタッフにとっては、その土地の美味しいものを楽しめるのもサテライトオフィスの魅力の一つだ。

午後には東京の本社とテレビ会議、頻繁に会議を開くことでコミュニケーション不足を補っている。

上越にサテライト オフィスを開設して1年.今では地元の祭りにも参加するまで、街になじむことができるようになったのは地元の人々の支えもあったからだ。

サテライト オフィスの近くで文具店を営む村田宏行さんは、テラスカイのスタッフに市内を案内するなど公私にわたりサポートを行っている。東京から進出してくる企業をサポートする意義に関して村田さんは、こう語る。

わらないことがあれば何でも言ってほしい。できればテラスカイのサテライト オフィスを参考にして、ほかの会社も出てきたい、ということになれば良い。

これらのサテライトオフィスの進出は、進出先の町にとっても人口増加など地域の活性化が期待されている。

新潟で広がる様々なな「働き方」社員の満足度を高めるだけでなく地域の明るい未来に繋がるかもしれない。

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