【独自】宮川紗江選手に安藤優子がインタビュー!会見から一夜、何を語るのか?

カテゴリ:国内

  • 伝えたいのは「コーチと一緒にやっていきたいのと協会の体制変わること」
  • 全選手・コーチ・審判たちが「圧力で何も言えない」現状
  • 「真実を明らかに」コーチによる“11の暴力”は事実なのか?宮川選手直撃

30日午後0時半すぎ、「直撃LIVEグッディ!」安藤優子キャスターの取材に女子体操・宮川紗江選手(18)が応じた。

速見佑斗コーチ(34)による暴力指導問題を巡り、29日に会見を開いた宮川選手。
速見コーチの暴力行為を一部認めた上で、無期限登録抹消の処分は重すぎると訴えた。

さらに宮川選手は、日本体操協会の塚原千恵子女子強化本部長(71)と夫の光男副会長(70)から「パワハラ」を受けていたと告白した。
その会見から一夜明けた30日、宮川選手は何を語ったのか?

全ての選手・コーチ・審判たちが「圧力で何も言えない」現状

安藤:
きのうの会見では「18年間の人生の中で一番勇気を出した」とおっしゃっていましたが、言いたい事は言えましたか?

宮川選手:
そうですね。言いたい事はほぼ伝えられたかなと思うので。
ここからどうなるか分からないし少し不安ではあるんですけど、本当に自分の意思はしっかり伝えられたので。
昨日言った通りです。

安藤:
きのうの会見を振り返って、改めて一番訴えたかった事は何でしょうか?

宮川選手:
やっぱりコーチと一緒にやっていきたいという事と、あと何年自分が選手で体操やっていくか分からないんですけど、協会の体制が変わるっていうことが一番伝えたい事です。

安藤:
会見では「他の選手も、言いたい事があるのに言えない人たちもいるんじゃないか」とおっしゃっていましたが、実際にそういう泣き寝入りしている方たちもいらっしゃるんですか?

宮川選手:
選手だけじゃなくて、コーチ、審判の方だったり、体操界にかかわるすべての方と言っていいくらい、ほとんどの人たちが権力を持った上の方たちの圧力で何も言えないっていうのが現状なので。
選手の目から見てそういう風に見えるので、それは絶対関係していると思います。

安藤:
そんな中で声を上げるというのは、宮川選手にも恐怖心はあったのでは?

宮川選手:
はい、すごく怖かったです。

安藤:
それでも声を出した、背中を押してくれたものは何だったんですか?

宮川選手:
やっぱりコーチの暴力のことから、すごく不信な点がいくつもあったし。
実際聞き取りもあまりされないうちに物事が進んでしまったので今訴えるしかないなと思ったので、ピンチをチャンスに変える意味でも、ここで自分が声をあげて一気に体操界を変えたいなと思ったので。

「何も変わらないのはすごく悲しい」

安藤:
きのうの会見を受けて今朝、光男副会長は「宮川さんが言った事は全部ウソ」という内容の発言をしたんですけど、これについてはどう思いますか?

宮川選手:
自分のしたことっていうのは認めてほしいのは一番あるし、やっぱり合宿中に部屋に呼ばれて二対一で話したということでは、合宿の選手やコーチも内容は分からないですけど、部屋に呼ばれたというのは見ているので。
それはまわりの人たちが一緒に体操界を変えるためにも証言だったりをしてほしいですし、真実を明らかにしてほしいなと思います。

安藤:
宮川さんにとっては、副会長が「全部ウソ」と言ったことがウソだと思います。
そういうウソをつかれることに対して、どう思いますか?

宮川選手:
今までの体操協会の体制からしてそういうことを言ってくるんだろうなっていうのは想像してたし、「だろうな」っていう風に思ったんですけど。
やっぱりそれでは体操界は変わらないと思うし、自分が訴えたことによって何か変わるっていうのを期待して、勇気を出して言ったので、これで何も変わらないっていうのはすごく悲しいなと思います。
(中略)本当に素直に認めてほしいというのがいま一番の思いです。

コーチによる“11の暴力”は事実か

安藤:
速見コーチの暴力についてですが、きのう日本体操協会が会見で「暴力案件は11項目ありました」と具体的な項目を出してきましたが、ご存知ですか?

宮川選手:
はい、ある程度見ました。

安藤:
一応ここにご用意しましたけど、例えば「国際大会でシャツをつかまれて表彰台から引きずり降ろされた」と。
これは本当ですか?

宮川選手:
いや、ないです。

安藤:
「NTC(ナショナルトレーニングセンター)で髪の毛をひっぱり出口まで引きずった」というのは?

宮川選手:
(項目を見ながら)…いや、たぶんこれはほぼないです。
試合だったり合宿中にそういう行為があったというのは否定します。


宮川選手には、11項目のうち身に覚えのない暴力行為に×印をつけてもらった。

11項目のうち、8項目に×印がついた。
体操協会がヒアリングしたとされる内容と、暴力行為を受けた本人の記憶には、大きな食い違いがあるようだ。
実際にあったとされる「髪を引っ張られる」という暴力行為については、このように語っている。


安藤:
女の子にとって、髪の毛を引っ張られるのは屈辱的ではないですか?

宮川選手:
そこまで乱暴にされたわけじゃなかったし、やっぱり怒られるとき強く言われるときっていうのは自分が危ない事をした時だったり、本当に怪我だけでは済まないようなときもあったと思うので。
叩かれたりしたあとに少し反省会というか話す時もあったんですけど、その中でやっぱり自分が悪かったなっていうのをしっかり反省して、次はやらないようにってことで。

会見やインタビューに踏み切った理由

会見やインタビューを受けた背景については…


安藤:
体操協会は「そういう事(パワハラ)があるなら、自分たちに訴えてくれれば調査もする」と言っていましたが、宮川さんは訴える気はありますか?

宮川選手:
訴える気はあります。
でもこれまで体操協会に言ってこなかったのは、体操協会の上の人たちに本部長と副会長がいるので、揉み消されてしまうんではないんじゃないかっていうのはすごくあって。
それならメディアを使って訴えていくほうがいいんじゃないかと思って、今回こういう判断にしたんです。

安藤:
直に訴えるよりも、世論を巻き込んで訴えていきたいと考えたんですね。


今後、体操協会の動きが注目される。

(「直撃LIVE!グッディ」8月30日放送分より)

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