一周回って新しい!逆転の発想で「アナログな写真プリンター」が大ヒット

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  • タカラトミーのアナログ写真印刷機「プリントス」が発売3ヶ月で10万台出荷
  • スマホの写真をセットし、シャッターを切り、ハンドルを回す3ステップで印刷完了
  • インスタントフィルム独特の質感が新鮮と10代~30代女性を中心に大ヒット

プリントした写真が「逆に新しい」

気に入った物は手軽にスマートフォンで写真に撮れる時代。
その一方で、以前のように写真をプリントする機会が減っていると思いきや…

「逆におしゃれ!新しい。肌の汚さとか隠れるから逆にいい!」と、プリントした写真が『逆に新しい』と人気を集めている。

スマホの写真が手軽にプリントできて、しかもオシャレ。
若い女性に人気なのが、タカラトミーのプリントス。

去年12月の発売から3ヶ月で10万台を出荷。
今年の上半期のヒット商品に選ばれるほど人気となっている。

3ステップで印刷完了!

写真を表示してセット

仕組みは至って簡単。
スマホにプリントしたい写真を表示し、プリントスにセット。
シャッターを切り、ハンドルを回すだけで写真がプリントできちゃう。

シャッターを切りハンドルを回すだけ

電池もアプリも使わない“アナログ商品”

タカラトミー企画開発部の土肥雅浩氏は、「家にあるパソコンのプリンターも非常に簡単にできると思われがちだが、パソコンの電源を入れてプリンターの電源を入れて印刷しようと思ったらインクがなかったとか誰でも感じていると思う。プリントスならスマートフォンを出して3ステップぐらいですぐに出力できる。この手軽さを商品化したかった。あくまでも人力でハンドルを回してフィルムを出すことが特徴」と話す。

タカラトミー企画開発部・土肥雅浩氏

これは、電池もブルートゥースもアプリも使わないアナログな商品。
誰でも簡単にプリントできる手軽さと、インスタントフィルム独特の質感が逆に新鮮と話題に。

SNS上のフォトインフォトの人気も後押しし、これまであまり写真をプリントすることのなかった10代から30代の女性を中心に大ヒットした。

7月から海外展開も開始

土肥氏は、「写真を残して誰かにプレゼントするとか家に飾るということは、10年前なら誰でもしていたことだが、今はスマホ上でメールで送ったり、SNS上で展開することが多くなっている。かつての“現像して焼き増し”を楽しんでいた方々や、全くそういう文化を知らないという方々には非常に新しい使い方として楽しんでもらっている」と話す。

7月からは海外での展開も開始。
昔なら紙焼きするという文化はあらゆる国で受け入れられたもの。
プリントスも同じことで、日本のみならず世界でも支持されるかもしれない。

昔は当たり前だった写真のプリント。
そこに目をつけた逆転の発想が逆に新しい商品を生み出した。

(「プライムニュース α」8月29日放送分)

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