「石破は党を捨てたも同然」自民党総裁選 数字をめぐる争い激化 

  • 安倍首相の政策ビラと決意文を入手
  • 安倍首相は数字で成果を強調するも石破氏「都合のいい数字」とかみつく
  • 党内からは「石破は党を捨てたも同然」との声も

憲法改正は「早期に発議目指す」

きょうは総裁選に向けた地方行脚をひと休みの安倍首相ですが、首相は公邸に22人の都議をご招待。
東京都議らとカレーライスを食べながら、総裁選に関して総理自身への支持を訴えた。

FNNは、安倍首相が党員などにあてた政策ビラと決意文を入手した。

タイトルは「責任、実行。平成のその先の時代へ」

この中で「GDP600兆円の実現」などの目標を掲げ、「憲法改正」については「早期の発議を目指す」と、赤い太字で強調されている。 さらに決意文では、「日本の舵取りを担っていく決意をした」と、3選への強い意欲を表明している。  

両者ともに『舵取り』

この『舵取り』という言葉、実はけさ、別の場所でも…

都内で行われた地元・鳥取県産の梨をPRするセレモニーに参加した、対抗馬の石破元幹事長。鳥取県の平井知事から「故郷の梨にかじりついておられました。かじ取りは石破にお願いします(笑)かじ取りは石破です」と紹介された。

これに対して、石破元幹事長は「乗っている人たちにきちんと安心感、信頼感を持ってもらいたい。舵取りというのはそういうことだと思っています」と答えた。

数字をめぐる戦い激化

日本のかじ取り役を争う両者。

いま二人の間では「数字」をめぐる争いが過熱している。 

FNNが入手した安倍総理の政策ビラの裏には、数字がズラリ。具体的なデータをあげて、安倍政権の実績をアピールしている。

これまで演説で「我々は最低賃金も随分あげてきました。100円以上、上げてきた」「我々はこの5年間で、11.8%、経済を成長させ…」と数字をあげ政権の実績を強調する安倍首相。

これに石破氏がかみついた。

石破氏は「都合のいい数字ばかりが強調されるということは、政策の展開にあたって決して良いことだとは思っていない」と強調。

さらに「アベノミクスの不都合な政策目標?」と題した資料で、東京への一極集中が進んでいることなどを数字で指摘。

政策は失敗と断じたのだ。

これに安倍首相支持派は「幹事長までやった人間がそれを根底から否定するのは、もはや自民党を捨てたといっても過言ではない発言だよ」と猛反発。

来月20日の決戦に向け、つばぜり合いは続く。

(「プライムニュース イブニング」8月28日放送分より)

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