夏バテは「老化に直結」!? 今すぐ実践できる“疲労回復ポイント”!

  • 続く暑さで疲れが抜けない…放っておくと「老化」につながる
  • 質の良い睡眠が解消のカギ 正しい姿勢を専門家がアドバイス 
  • 入浴や食事でも回復力は高められる!

夏バテを放置すると「老化」する!?

 8月27日も、全国95地点で最高気温35度以上の猛暑日を観測するなど、暑さが続く日本列島。
この危険な暑さに、夏バテ気味…という方も多いだろうが、実は、暑さで抜けきらない疲れを放っておくと「老化につながる」というのだ。

 東京疲労・睡眠クリニックの梶本修身院長によると、通常、疲労は良質な睡眠をとることで回復するものだが、
今年は連日の危険な猛暑の影響で睡眠の質が低下し、疲労が十分に回復しない人が増えているのだという。

そもそも「疲労」とはどのようなメカニズムで発生するのかというと、まず運動や仕事などをした際、体内に活性酸素が発生。
それが脳の奥にある自律神経の中枢に影響を及ぼすことで生じるもので、自律神経が"さびついた状態"となり、機能が低下するために「疲れた」と感じるのだという。

では、この疲労が回復しないまま放置するとどうなるのか?

疲労の回復が不十分な状態が長く続くと、次第に自律神経の回復力が低下していき、やがて二度と回復しなくなってしまい、老化につながるのだという。

梶本院長は「疲労も老化も、細胞がさびることで起きるという点では全く同じメカニズム。疲労を放置しておくと、即老化につながります」と警鐘を鳴らす。

老化を防ぐ「良質な睡眠」は横向き姿勢で

では、疲労回復に効果的な、「良質な睡眠」はどのようにとればいいのだろうか。
専門家が推奨するのは

・体の右側を下にした、横向きの姿勢
・リラックスし、左足を右足に少し重ねる

というスタイルでの就寝だ。

この姿勢をとると喉に舌が落ち込まず、呼吸がスムーズにできるため、いびきの軽減にもつながるのだという。
さらに、右向きの姿勢は胃の中に残った食べ物が腸に移動しやすくなり、自律神経にかかる負担が減るのだという。

また、汗をかいて代謝をよくするのは体に良いイメージがあるが、寝汗をかくのは自律神経が休まっていないしるしで、逆に疲れがたまってしまうのだという。

そのため、就寝時は

・「寒い」と感じる程度の室温を朝まで保ち、布団をかぶって体を温める

ことを心がけてほしい。

入浴・食事…実践できる疲労回復ポイント

さらに、疲労回復を助けるポイントは他にも。

就寝前の入浴は

・水位は心臓より下にする
・38~40度のぬるめのお湯
・汗をかかない程度、およそ8分間の入浴


を心がけると良いという。

入浴後は体にたまった熱を放出するために、1時間~1時間半ほどクールダウンの時間をとってから就寝するのが良いそうだ。

また、疲労回復には食べ物も重要だ。

トリ胸肉・マグロ・カツオなど「よく動き回る」食べ物にはイミダペプチドという疲労回復成分が多く含まれるため、積極的に摂取したい。

この3つに含まれる疲労回復成分は熱に強いため、ツナ缶やマグロ缶などでも手軽にとることができる。


まだまだ暑さの続く日本列島。

知らず知らずのうちにたまっていく疲れを解消して、健康的に残暑を乗り切りたい。

(「プライムニュース イブニング」8月27日放送分より)

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