風疹の感染が急拡大中…9割が30~50代男性発症のワケとは?

  • 風疹流行…8月6日から12日に39人発症
  • 9割が30代から50代の男性…一体なぜ?
  • 「職場内の集団感染もありうる」と警鐘

今年の風疹感染者130人超…首都圏中心に急拡大

風疹の流行がとまらない。
今年の感染者はすでに130人を超え、このうち39人は、8月6日から12日に発症している。
このうち9割が30代から50代の男性だというのだが、一体なぜなのか。

国立感染症研究所よると8月6日から12日までに、風疹に感染した人は39人で、8月に入ってから千葉県や東京都など首都圏を中心に感染が急激に拡大している。
風疹の患者数はこの数週間で急激に増加し、去年の患者数の93人をすでに上回る。

MYメディカルクリニック笹倉渉院長は「報道があってから2~3倍のペースで、問い合わせをいただいている」などと強調する。

感染者の9割が30代から50代のいわゆる働く世代の男性だという。

この世代の人は、女性が妊娠している場合に胎児に影響がある可能性があるとして、全員が予防接種を受けているのに対して、男性は集団接種をしていない。

「職場内の集団感染もありうる」と警鐘

2013年ごろにも約1万4000人が感染する大流行があったが、この時も30代から50代の抗体を持たない男性が職場で感染したために感染が拡大した。

国立感染症研究所の大石和徳感染症疫学センター長は、「流行が大きくなれば、職場内での集団感染のようなこともありうる」と話す。

厚生労働省などは妊婦のいる家族や同居する人などは、予防接種を早めに受けるよう呼びかけている。


(「プライムニュースデイズ」8月22日放送)

プライムニュース デイズの他の記事