チャレンジ精神と運動機能育つ“魔の2歳児”!好奇心と共に上へ上へと突き進む!?

  • 無事発見された男児は一夜明け朝食を完食、母親に甘える様子も
  • 2年前大分県で行方不明となった女児も、発見場所は山の尾根付近
  • チャレンジ精神も運動機能も育ってくる“魔の2歳児”の習性とは?

朝食を完食し母親に甘える様子も

山口県周防大島町で行方が分からなくなり、8月15日の朝、約68時間ぶりに発見された藤本理稀ちゃん(2)。柳井市の周東総合病院に運ばれた当時は、やや脱水症状があったため、点滴などの処置を受けて、現在も入院中だ。

無事に保護されてから一夜明けた16日の朝、理稀ちゃんはおかゆゼリースイカといった朝食をすべて食べたという。まだ病院を退院することはできないが、母親の美緒さんに抱っこされ、甘えた様子を見せるなど、少しずつ元気を取り戻しつつあるようだ。

理稀ちゃんが保護され、母親の美緒さんは涙ながらに会見で喜びを語った。

藤本美緒
生きて会えると思っていなかったというのが本当正直なところだったので…本当にもう胸がいっぱいで…

2年前の女児発見経験を参考に捜索

まさに、奇跡の生還となった今回の発見。

そのポイントとなったのは、ボランティアとして捜索に参加し、理稀ちゃんを発見した尾畠春夫さん(78)。

尾畠さんは自身の過去の経験から、「子供には坂道を上っていく習性がある」と話した。

尾畠春夫
上にあがっていくというのは子供の習性なんだと私は思ってたから。だから上がっていったら、ぴったし当たったというか…

理稀ちゃんを発見した尾畠春夫さん(78)

実は2年前、大分県佐伯市で行方不明になった2歳女児の捜索に尾畠さんが参加した際も、女の子が山の尾根付近で無事に保護されたという。尾畠さんはそのことから今回も「子供は上に向かう」と考えていたそうだ。

チャレンジ精神も運動機能も育ってくる“魔の2歳児”

そこで、理稀ちゃんが歩いた道のり…曽祖父宅周辺から発見現場までを中川眞理子キャスターが改めて歩いてみると、途中からは舗装もなく石だらけで大人の足でも歩きづらい険しく厳しい山道だった。

そう、発見された場所は明らかに険しい山道の先だ。本当に子供が上を目指して、登っていくなんてことは出来るのだろうか?

専門家によると…

日本こどもの安全教育総合研究所・宮田美恵子理事長
“魔の2歳児”といわれるくらいに、2歳の子供は自我が育ってくるころなので、すごくチャレンジ精神が湧いてくるわけです。興味・関心があって、どんどん行ってみよう・登ってみようと、そういう気持ちがあったと推察できます。


そこで、東京都内の公園で遊んでいた理稀ちゃんと同じ年頃の子供たちを見てみると…

公演で遊ぶ子供

とぶ・はねる・よじのぼる・かけあがる
子供たちに高さのある遊具はやはり人気があるようだ。

公園にいた母親に話を聞いてみると…

母親A
駆けるのも大好きなので、走って登っていったりしますね。(手を)離して、自分の好きなように行きたいっていう年齢で、勝手に行っちゃったりして危ないですね

母親B
広いところ高いところ階段も好きです。坂道もずっと上って行きますし、公園の丘とか追いかけるのが大変ですね


日本こどもの安全教育総合研究所・宮田美恵子理事長
2歳児の子供は運動機能がだいぶ育ってきます。どんどん行ってみよう、登ってみようという気持ちがあったと思う。理稀ちゃんは、いろいろ経験が少ない分イノシシが出てきたらどうしようとか、もうじき暗くなったら大変だとかいった心配という気持ちがあまり起こらなかったかも知れないですね

理稀ちゃんは、健康状態を確認するため、少なくとも今週いっぱいは入院する予定だ。

(「プライムニュース イブニング」8月16日放送分より)

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