ワープロ、ポケベル…劇的に進化。「働く人のデバイス」で振り返る“平成”

カテゴリ:国内

  • 80年代後半は、固定電話、FAX、ワープロが必需品
  • 90年代に「Windows」などがきっかけでパソコンが普及、携帯電話も急増
  • 「コミュニケーションのあり方が劇的に変わった」

平成最後の夏。
大きな変化を遂げた「働く人のデバイス」をテーマに30年を検証する。

80年代後半…固定電話、FAX、ワープロが必需品

今から30年前の80年代後半。
働く人たちの必需品といえば、固定電話にFAX。

パソコンは、まだ職場ではそれほど普及しておらず、代わりに文書作成専用のワープロが広く使われていた。

ポケットベル

街の至るところには公衆電話があった時代。
そんな中、幅広い世代に利用されるようになったのが、ポケットベル。

数字の語呂合わせによる、まるで暗号のようなメッセージ。
4510は「仕事」、8110は「バイト」、724106は「何してる?」、49106は「至急TEL」。

90年代半ば…「Windows」などでパソコンが爆発的に普及

そして、90年代半ば。
マイクロソフトの基本ソフト「Windows」などがきっかけとなり、パソコンが爆発的に普及。

メールでのやり取りが当たり前になるなど、働き方も大きく変わった。

さらに、90年代後半になると、携帯電話の利用者が急速に増え、ポケベルは一気に下火に。

ウェブを閲覧できる「iモード」

90年代後半…携帯電話が急増し、2007年「iPhone」が誕生

その後、携帯電話はウェブを閲覧できる「iモード」や、写真を撮って送れる「写メール」など、さまざまな進化を遂げ、ついに2007年、あの「iPhone」が誕生した。

高性能のスマートフォンは、大ヒットとなり、今や、パソコンに取って代わる存在。働く人にとっては、いつでもどこでも仕事ができる環境になった。

2007年、ついに「iPhone」誕生

この進化に街の人は…

造船業の男性(50代)
「ポケベルは文字で相手に思いを伝えるのが非常に難しかった。鳴ったらすぐに公衆電話で電話していて、携帯電話ができて便利になった。新たなデバイスにはついていけません!正直もう精一杯です」

事務職の女性(40代)
「専門学校でやっていた英文ワープロは、打ち間違えたら一枚終了になっていた。パソコンは文字を消せばいいし、追加したい文を後から入れられるし全然違う」

事務職の男性(40代)
「インターネットがなかった時代はパソコンで調べることもできないし、人づてに聞いたり、辞書とか図書館を利用していた」

事務職の男性(30代)
「スマホは指でいろいろと操作できて、電車の乗り換え情報や天気、ニュースをすぐにアプリで見られるようになり画期的」

「あえて、顔を付き合わせて情報を取りに行くことが重要に」

経営コンサルタント・森田章氏は「デバイスはこの30年で最も大きく変わった領域だと思う。誰もがこの変化を予測できなかった。特にデバイスとネットが繋がったことによって情報の検索、あるいは発信のコストが大きく下がってコミュニケーションのあり方が劇的に変わった」と話す。

「今後はさらにIoT化が進んで全ての物がネットに繋がる世の中になると、自分にあった情報が自動で上がってくるようになる。そんな中、あえて情報を顔と顔を付き合わせて取りに行くことが、全体像の理解とかバランスの良い判断に重要になってくると思う」と指摘する。

(「プライムニュース α」8月15日放送分)

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