2兆円規模の成長も!グリーが「Vチューバー専用」配信サービス開始

  • バーチャルユーチューバー(Vチューバー)専用のライブ配信サービス「REALITY」 誕生
  • Vチューバーはネット上で動画配信を行う架空キャラ
  • 今年新たに4,000人以上のVチューバーが誕生し、2兆円規模の成長市場が見込まれる

世界初のVチューバー専用のライブ配信プラットホームが誕生した。

バーチャルユーチューバー専用のライブ配信サービス「REALITY」

7日、ソーシャルゲーム大手・グリーの傘下、Wright Flyer Live Entertainmentが発表したのは、バーチャルユーチューバー専用のライブ配信サービス「REALITY」。

バーチャルユーチューバーとは、インターネット上で動画配信を行っている架空のキャラクターで、Vチューバーとも呼ばれている。

主な収益は、再生回数に応じた広告収入や、動画を通じた商品の販売。

ファンとの交流や有償ギフトによる収益化

このアプリでは、人気のVチューバーがライブ配信を行い、コメントやギフト機能でのファンとの交流や、有償ギフトによる収益化が可能。

また、2018年の秋にはスマートフォンで、誰でも簡単にVチューバーとして動画配信できるようになるとの発表も。

グリーは今後、2年間で100億円規模の投資を計画し、ゲーム事業、メディア事業に続く成長事業としての拡大を目指している。

今年に入って新たに4,000人以上のVチューバーが誕生

ビッグデータの分析システムを手がける会社によると、2018年1月から7月末までの間に、4,000人以上のVチューバーが新たに誕生。

サービス開始で、どれほどの市場規模を見込んでいるのか。

Wright Flyer Live Entertainment 荒木英士社長は「生まれたばかりなので、どのくらいになるか正直わからないんですが、ファンを増やすことができたり、お金を稼ぐことのできる場所として使っていただければ」と話した。

ニコニコ動画を運営するドワンゴも、さらなる投資を予定するなど、注目されているVチューバー市場。
今後、さらに広がりを見せるもようだ。

2兆円規模ほどの成長市場

経営コンサルタントの松江 英夫氏は、「日本はアニメが浸透している土壌があるので、2兆円規模ほどの成長市場があると言われている。Vチューバーはアニメキャラを双方向にコミュニケーションできるプラットホームビジネスですから非常に可能性がある。ただ今の段階では先行投資の域を出ないところがあるので、いかに魅力的なユニークなキャラクターを作ってユーザーやスポンサー企業を囲い込んでいくか。この辺のマーケット作りが一つのポイントになってくる」と指摘する。

その上で、単にコミュニティーができるだけでなく消費に繋がっていくためのキーワードは、『ライブコマース』だと話す。

松江 英夫氏

「ライブ動画を配信することによって商品の紹介や販売を双方向でやりとりすることが出来る。キャラクターに興味を持ったら、ユーザーはそこの中でやりとりして、キャラクターが使っている商品が欲しいと思って購買意欲が喚起される形。一方通行の通販ではなく、双方向の仮想体験によって消費に繋がる。こうなればマーケットはもっと広がる」と話す。

(「プライムニュース α」8月7日放送分)

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