水温が30℃を超えると要注意!? 「プール熱中症」の盲点とは?

カテゴリ:国内

  • 40℃超の気温によって水温も上昇“ぬるま湯”のように…
  • 水温と体温との差がなくなると「体に熱がこもる」
  • 子供は気を失う状態になるまで熱中症に気付かないことも…

気象庁は8月1日、「今年の7月は東日本では観測史上最も暑かった」と発表した。

2日も、岐阜・多治見市で40.2℃を記録するなど、命に危険を感じる酷暑が日本列島を引き続き襲っている。
こうなると、頼りにしたいのは“あの場所”だが…

なぜか、全国各地でプールの中止が相次いでいるという。
その理由は「プール熱中症」

涼しくなれるはずのプールで、熱中症の危険性が増しているというのだ。
「直撃LIVEグッディ!」では、酷暑のプールを徹底観察し、危険な「盲点」に迫った。

盲点(1)思ったよりも水温が高い

グッディ!取材班が調査を行った日のプールサイドは、午後3時時点で手元の温度計は44.8℃を指していた。

多くの人が涼しさを求めてプールの中にいたが、涼しいはずのプールの水温は31.5℃。
まるで、ぬるま湯につかっているような温度だ。

大川こども&内科クリニックの大川洋二院長に話を伺うと、「水温が30℃を超えると危険」とのこと。

大川院長:
30℃を(危険の)目安にしたほうがいいです。
水温と体温との差がなくなればなくなるほど、体に熱がこもってしまうんです。


プールの水温が高いと、水中に入っても体温を下げることができず、熱中症にかかりやすいのだという。

盲点(2)水分補給を忘れがち

大川院長:
子供は)脱水になって症状が出るまで、それに気づかずに夢中になって遊びますので、子供さんにはまめに水分補給をさせるということが大切です。


取材では、「プールは涼しいと思っていたから、(水分補給を)意識していなかった」と話していたお母さんもいた。
子供はのどが渇いていることに気付きにくいため、親が水分補給を促すことが重要だ。

安藤優子:
たしかに、水中にいると、つい水分をとれているように錯覚してしまう気がしますね。
あと、水の中に入っていれば体温も下がっていると思っちゃいます。

尾木直樹(教育評論家):
プールは、気温と水の温度を足して65℃以上になったら危険と言われています。
さっきの(調査に行ったプール)は、とても怖いですね。

立本信吾フィールドキャスター:
盲点の3つ目はこちらです。

盲点(3)子供が溺れても気付きにくい

立本:
子供は気を失う状態になるまで、熱中症に気付かないこともあるんだそうです。
このプール内の人込みで、急に気を失って水中に沈んでしまったら…見失ってしまうことも考えられますよね。
「プール熱中症」には本当に注意してほしいと思います。

安藤:
本当に気を付けなければいけませんね。
きょうは「プールの中だから熱中症にならない」というわけではない、ということを皆さんにお伝えしました。


これからプールのご予定がある方は、熱中症対策を忘れないよう注意してほしい。



(「直撃LIVE!グッディ」8月2日放送分より)

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