私たちの想像と違う? “多様性”を大事にしたニッポン版・統合型リゾート

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  • IR実施法が成立した日本に、ラスベガスの“リゾート王”が緊急来日!
  • “リゾート王”の目論むニッポンのIRは、“多様性” “伝統”を大事にしたエンターテインメント
  • “リゾート王” 意気込む 「訪日外国人観光のハブになる」

ラスベガスの“リゾート王”が緊急来日

世界最大級の噴水が客を出迎える、アメリカ・ラスベガスのホテル “ベラージオ”。
このベラージオを含む、世界で28の施設を運営する企業のトップが、MGMリゾーツ・インターナショナルのムーレン会長だ。
ムーレン会長はカジノを含む統合型リゾート=IR実施法が成立した日本に大きな可能性を見出し、緊急来日した。売上高は年間約1兆2000億円。
世界屈指の“カジノの街” ラスベガスで成功を収めた“リゾート王”が語る「最大の統合型リゾート未開発市場・ニッポン」の可能性とは…

 “おもてなし”という日本語を早速覚えたムーレン会長にとって、日本で最も魅力的なものは、“多様性”
気候・食・文化・エンターテインメント・芸術など、非常に多様性があると感じているという。ムーレン会長は、「今後は真の日本を世界のお客様に発信していきたい」と話す。“IR”といえば “カジノ” の話題が先行しがちだが、ムーレン会長が目論む “ニッポンのIR” のカタチは、ちょっと違うようだ。

“リゾート王”的ニッポンのIRのカタチ

MGMリゾーツ・インターナショナル ムーレン会長

MGMリゾーツ・インターナショナル ムーレン会長
「日本特有のエンターテインメントを発信していきたい。日本古来の能とか、歌舞伎といった伝統的なエンターテインメントも含む、国際的なエンターテインメント。シアターやアリーナで年中楽しめるプログラムを立て、いつでも新しいものを楽しめるようなものを作る」
驚くことに、“カジノ”の言葉は一切出なかった。

“カジノ” から “エンターテインメント”へ

実はラスベガスも今、メインは“カジノ”から“エンターテインメント”に移行しているという。なんと現在は、売り上げの70%は非カジノ部分。単にカジノでゲーミングするのではなく、家族や友人と楽しい時間を過ごし、これまでにない体験がラスベガスではできるようになった。
そして仕事でも、ラスベガスが利用できるようになったのだ。
ムーレン会長が運営するホテルや施設では、シルク・ドゥ・ソレイユなどのショービジネスや、超一流アーティストなどとパートナーシップを組み、それらを一度に楽しめる“エンターテインメントの集積地”とした。

日本版でもその理想形は同じ。ムーレン会長は、日本版のヒントになるエンターテインメントをラスベガスで披露。“ベラージオ”が誇る巨大噴水と、歌舞伎のコラボレーションだ。この催しには世界から10万人が集結し、熱狂した。日本版統合型リゾートは、これまでになかった訪日外国人観光の“ハブ”になると、ムーレン会長は意気込む。

リピート客を増やすには、日本を観光するサポートなどを提供する拠点が必要だ。ムーレン会長は、「我々はそれを提供することができる」と、力強く話した。

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