西海岸まで3時間!? アメリカ日帰り出張を可能にする“空のミライ”

カテゴリ:国内

  • イギリスで開催された世界最大級の航空ショーに“高級車ブランド”が参入
  • 「アストンマーティン」は垂直離着陸が可能なプライベートジェット、
  • 「ロールスロイス」はハイブリッドの“空飛ぶタクシー ”

イギリスで行われた世界最大級の航空ショー「ファンボロー国際航空ショー」。
 
今年目立ったのは、“空のミライ”に商機を見出す様々なメーカーの参入だった。

速度は“マッハ5”以上!? 

時速約6200キロ ボーイング極超音速旅客機コンセプト

まずは、ボーイング社。
少し信じられないような超音速の旅客機のコンセプトモデルを発表した。 
 
東京~アメリカ西海岸を理論上、3時間で結ぶことが可能な“極超音速旅客機”。
その速度は“マッハ5”以上か?!

「007」でおなじみの高級車ブランドも

また、高級車メーカーも航空業界に参戦。

「アストンマーティン」

まるでSF映画に出てきそうな近未来的な機体。 
高級感漂う流線型のデザインが特徴的なコンセプト飛行機を手がけたのは映画007のボンドカーでおなじみの高級車ブランド 「アストンマーティン」。 

「007 ゴールドフィンガーDB5」

アストンマーティンのサイモン・スプロール マーケティング本部長は、「アストンマーティンはラグジュアリーの会社です。潜水艦もモーターボートも作り、既に海のビジネスに乗り出しています。我々が次に空を目指すのは自然なことです」 と話す。

ドローンの技術を進化させたプロペラが次世代の航空技術を描き出し、垂直離着陸が可能で滑走路いらずの3人乗りプライベートジェット。

空の分野でのラグジュアリー市場の開拓をもくろむアストンマーティンだが、バルセロナからヴィッセル神戸に移籍したイニエスタ選手も、 来日した際には、楽天・三木谷社長のプライベートジェットを利用。
こうした富裕層を新たなマーケットとして狙いを定めた模様だ。

楽天 三木谷社長のツイッターより

ロールスロイスは“空飛ぶタクシー” 

一方、イギリスの名門企業・ロールスロイスが手掛けるのは、電気とガスのハイブリッド動力を利用した“空飛ぶタクシー”。 
 
“空飛ぶタクシー”をめぐっては、 アメリカの配車システム大手「ウーバー・テクノロジーズ」もNASAと提携。 
2023年の実用化を目指すなど世界で競争が激しさを増している。

ロールスロイスの“空飛ぶタクシー

次世代モビリティとして進化する“航空ビジネス”。  
近い将来、空の景色は大きく変わるかもしれない。

アメリカ日帰り出張も

NewsPicks最高コンテンツ責任者の佐々木紀彦氏は、「超音速機に注目している。以前はコンコルドがそういう開発をやっていたが、事故が起きたり、経済性の問題があり、なかなか開発が進まず、サンフランシスコと東京間の飛行時間は過去50年の間、10時間から短縮されていない」と話す。

「2030年代頃までには可能かもしれないと言われているが、アメリカに日帰り出張できるようになれば劇的に変わるのではないかと思う。今後はロケットを使った移動も出てくるので、それが実現すると地球上どこでも1時間以内で行かれるようになる」と期待を寄せる。

(「プライムニュース α」7月26日放送分)

プライムニュース αの他の記事