想定以上の反響!誰かを気軽に褒め称えられる「ウェブ表彰」で世界はちょっと優しくなる?

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  • 誰にでも『表彰状』を贈れるサービス 「ウェブ表彰」が話題 
  • 「ペット宛て」や「自分宛て」の表彰状も…
  • 褒め合うことは「結果、全員ハッピー!」

過剰な“バッシング”や“炎上”がネット上をにぎわす昨今の風潮、何かいやだな~と感じることありませんか。

誰かを攻撃するのではなく、あまりギスギスしない世の中を望んでいるあなたにピッタリのサービスが7月8日に登場した。

それが、良いと思ったことや頑張っている誰かを気軽に讃え『表彰状』が贈れるサービス「ウェブ表彰」だ。

表彰状なんて貰ったことないし、誰かにあげるのもちょっと照れくさいと思った人もいるかもしれないが、早速使ってみたユーザーからは「小さな感謝を伝えるのにいい」「褒められるとやっぱりうれしいもんね」との反応が続々。
リリースから2週間で約6000枚の"表彰状"が作られ、25日現在、6524枚まで伸びているという。


使い方は簡単!
「ウェブ表彰」と検索して、フォームを開くと日付は自動で入力されるため、あとは表彰する相手・本文・自分の名前を入力するだけで『表彰状』の完成だ。
ログインは不要なので誰でも使用でき、完成した表彰状はTwitterやFacebookなどのSNSでシェアしたり、画像をダウンロードして保存できる。

表彰状をリプライに添付することで褒めたい人に直接届けたり、個人的にこっそり表彰することもできる。

「ウェブ表彰」の入力画面

「相手を褒める」という点では「いいね」機能と同じようで、「表彰状を渡す」というちょっとかしこまった形になっているのが面白い「ウェブ表彰」。
開発者でフリーランスエンジニアのあんど(@ampersand_xyz)さんに、開発の裏側を聞いてみた。

褒め合うことは「結果、全員ハッピー!」

――開発のきっかけは?

個人サービス開発つながりの友人がリリースしたサービスがものすごい反響があり、それを見て「おめでたい!!でも悔しい!!」という、羨望と嫉妬が入り混じった感情を、個人サービス開発者らしい形でアウトプットしたのがきっかけです。


――ユーザーからの反応は?

自分自身にいただいた反応の話になるのですが、「このサービスを作ってくれたことを表彰します!」という形で、私を表彰してくださった方々が沢山いらっしゃいました。
そのほとんどが接点のないはじめましての人たちだったというのが意外だった点です。
「世の中は素敵と優しさで満ち溢れているな!!」という感想に至ったのはこのあたりに起因しています。

――「他人を褒める」ということについて…

褒めるとか讃えるって、軽薄な表現になるかも知れませんが、とても”楽しい”んですよね。
仕事で人に物事をお願いした際、素敵な成果を上げていただいたときには「それ良いですね!!」とか「最高!!」っていうと、お互いどんどんテンションが上がって、良い流れが生まれるのが分かったりします。

自分がこういう発言をしてると、周りもそういう感じになってきますし、自分自身も褒めてもらえるのが好きなので、得することしかないんですよね。

実のところ、きっかけのお話で話したとおり、元々は嫉妬深い性格なので、素直に人を褒めるということ自体は正直大人になって暫くするまで苦手だったんです。
今も素直じゃない部分は結構色濃く残っているんですが、プライベートでサービスやアプリを作る人々とのつながりでも、素直に称賛し合うほうがハッピーだしやる気も出るし良いことしか無かったんですよね。

ウェブ表彰を出す前からこの思考についてはあったのですが、このサービスのおかげで自分自身のこの考えをより言語化できた気がします。

結論として「他人を褒める」ということについてどう捉えているかというと、
「情けは人の為ならず」という諺をもっとダイレクトに言い換えて、
お前を褒めるのは俺のためでもあり、結果全員ハッピー!!!」みたいな感じかもしれません。語呂が悪いですが。

相互効果でみんなハッピー?

「優しい心で誰かを讃えて!」

褒めることは、相手だけでなく自分にもいい影響があるという、あんどさん。
実際にどんな『表彰状』が作られているのか検索してみると、個人宛のものから「フォロワーの皆様」など多数に宛てたもの、自分宛ての「家事を頑張ったので表彰します」や、ペット宛ての「ごはんをよく食べるので表彰します」など、実に様々。
さらに、好きなアニメキャラに表彰状を贈る人も。

「なんでも讃えられるサービス」と銘打たれているが、ユーザーの間で使い方はどんどん広がっているようだ。


――色々な使い方が広がっていますが…

大喜利的な使い方があってもいいと思っています。

当初からそういう利用法もあるかなと思い、入力形式などは強く制限をしていません。
日付の部分とかは消したり日付以外の文字もいれられるようになっています。
自由に遊んでもらえるというのは非常に良い現象だと思いますので、スタンスとしては「いいぞ〜!もっとやれ〜!!!」みたいな感じですね。

誰かに迷惑をかけたり悲しませることがなければ、心の赴くままに使って頂けるのは開発者としては一番幸いです。


――「意外!」という使い方の表彰状はありましたか?

名前欄に「殿」という敬称を自動でつけるようにしてあるのですが、「沈」という名前を入力して「沈殿」になるようにして、内容欄に現象の説明が書いてあったものは完全に意外でした。


――新たなサービスのアイデアはありますか?

基本的にサービスは自分自身が悩むことや欲しいものを作るのですが、かなりの方向音痴なので待ち合わせ用のサービスみたいなものなどを考えています。

――最後に、ユーザーの皆様にメッセージをお願いします!

ウェブ表彰で誰かを讃えたあなたの優しさの尊さを表彰します!!
これからも優しい心で誰かを讃えていただければと思います!


誰かを褒めるのも、誰かに褒められるのも、気持ちがいいもの。
気軽に褒め合える「ウェブ表彰」が広まれば、ちょっとだけ世界がハッピーになるかもしれない。


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