“猛暑”頭痛にご用心! 対処誤れば“死”の危険も!?

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  • 猛暑にまつわる4つの“頭痛”
  • それぞれ特有の「原因」と「対処法」が
  • 対処法を間違うと“死の危険”も…

猛暑にまつわる4つの“頭痛”

連日、暑い日が続いているが、今日は普通の頭痛とは違う、“猛暑頭痛”の正しい対処法を、にわファミリークリニックの丹羽潔院長に解説してもらった。

まずは、“猛暑頭痛”には以下の4つのタイプがあり、それぞれ原因と対処法が異なるという。

大村正樹フィールドキャスター:
まずは“冷え過ぎ頭痛”について。50代男性の例を紹介します

・エアコンを26℃に設定し、さらに扇風機をつけたまま就寝
・翌日、激しい頭痛で目が覚める

大村:
毎日暑いので、エアコンをかけて寝てらっしゃる方も多いと思います。スタジオのみなさんは、このような経験はありますか?

三田友梨佳アナウンサー:
私は片頭痛持ちで、雨の日に頭が痛くなったりするんですけど、最近はエアコンがきいた部屋にいると頭が痛くなってしまうんですよね…。まさに“冷え過ぎ頭痛”なのかなって

丹羽氏:
この頭痛は、筋肉が冷え、硬くなることによっておこります。筋肉が硬くなると血管を圧迫して、循環が悪くなってしまうんです

大村:
この頭痛は、簡単に治せるそうですよ

対処法…蒸しタオルで首・肩を温める

三田:
たしかに、お風呂にゆっくりつかると少し痛みが緩和されるという経験はありますね。蒸しタオルではなく、お風呂でも効果はありますか?

 丹羽氏:
はい、けっこうですよ。温めることによって筋肉が柔らかくなって、過敏になっていた神経が抑えられます

大村:
寝起きで忙しい朝などは、応急処置として蒸しタオルを使ってみてください。また、就寝時のエアコンは28℃前後で、体のだるくならない温度をご自身で探すことが有効ということです
 

続いては“光頭痛”。30代女性の例を紹介しました。あまり聞きなじみのない言葉ですが、経験のある方もいらっしゃるかもしれません。

・仕事で日中、子供たちと散歩。その時の気温は35℃
・帽子はかぶらず、着けていたものはUV加工なしのメガネのみ
・すると突然、吐き気と激しい頭痛に襲われた

⇒原因は、太陽光が眼球から過剰に入ることによって、脳が刺激されたため

丹羽氏:
脳に光を感じるセンサーがあるんですが、その真横に頭痛を起こすセンサーもあるんです。光を受けすぎると、頭痛を起こすセンサーが勘違いして、興奮してしまうということです

安藤:
この女性は、きっと太陽をずっと見ていたわけじゃないですよね。ふつうにお散歩していただけでも、光の刺激をたくさん受けてしまうものなんですか?

丹羽氏:
この女性はもともと片頭痛をお持ちの方で。全くお持ちではない方は大丈夫だと思います。片頭痛の方はセンサーが過敏になっていますので、ちょっとした刺激で頭痛が起こる可能性がありますね

大村:
“光頭痛”が起こった場合の対処法と予防法がこちらです

・対処法…首の横を冷やしながら、暗くて静かな部屋で安静に
・予防法…サングラスをかける⇒色の濃いサングラスより薄いサングラスがおすすめ

丹羽氏:
喉仏が終わったあたりの所に頸動脈という太い動脈があります。そこを冷やしていただくと、頭の中の血管が少しずつ縮んでまいりますので、効果的ですね

大村:
サングラスについては、色の濃いサングラスは瞳孔が開いて、反射光の影響を受けてしまいます。ついつい濃い色のサングラスを手に取ってしまうかもしれませんが、色の薄いサングラスの方が目に優しいんだそうです


最後に、“脱水頭痛”。水分を失いやすい夏にはもっとも多い頭痛かもしれません。対処法によっては、命の危険もあるといいます。 


大村:
よく頭が痛くなった時に頭痛薬を飲む方は多いと思うのですが…

三田:
飲みます!じゃないと、本当に生活出来ないくらい痛い時もあるので…。頭痛薬は常に持って歩いてます 

大村:
そういう方、気を付けてください。頭痛薬を安易に服用すると、死に至る場合もあるんですんです

丹羽氏:
脱水というのは、血管からどんどん水分が奪われていき、体内の水が減ってしまうわけです。そうすると、血圧が下がります。市販のお薬、大概の痛み止めの薬は血圧を下げる作用を持っているんです。脱水症状による頭痛の時に薬を飲むと、血圧がさらに下がって意識がもうろうとする状態になってしまう可能性があります。とても怖いことです

大村:
脱水に気付かないで、いつもの片頭痛が来たと思って薬を飲んでしまう人もいると思うので、注意が必要ですね

三田:
でも頭痛になるときって、何による頭痛なのか分からないことありますよね…

大村:
薬を飲む前に、水分補給をして患部を冷やす、応急処置を取ることが非常に重要だと思います。三田さん、本当に気を付けてくださいね


命の危険もある“夏の頭痛”。みなさんも頭痛が起こった時は、今回紹介した対処法を思い出してみてください。

 
(直撃ライブ!グッディ 7月24日 放送分より)

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