「聖地化されないよう」松本元死刑囚の遺骨は太平洋に散骨へ

  • 四女の弁護士が松本元死刑囚の遺骨をめぐり都内で会見
  • 「遺骨を太平洋に散骨」するために国に支援を求めた
  • 「受け取りは四女」死刑執行7分前のやりとりが判明

空中浮遊を再現した弁護士が会見

以前、オウム真理教教祖の麻原彰晃こと松本智津夫元死刑囚の『空中浮揚』を再現して話題になった滝本太郎弁護士が、7月11日午後3時、都内で会見を開いた。

現在は松本元死刑囚の四女の代理人を務めている人物だ。

会見で滝本弁護士は

滝本太郎:
国はテロリズム解決の一環として助けて
。私と四女を助けて。こんな危なっかしいことをいつまでさせるのか、助けてください

と、述べた。
 
一方、“今後の焦点”となっている、松本元死刑囚の遺骨を巡り、新たな証言がFNNの取材で明らかになった。

松本元死刑囚の刑執行7分前のやりとり

死刑執行の7分前。松本元死刑囚と担当の刑務官の間で、こんなやりとりが交わされていたことが関係者への取材で新たに分かった。


“遺体や遺品の引渡し”についての質問を受け…

松本元死刑囚:
ちょっと待って(……少し沈黙)

担当刑務官:
誰でもいい、妻や子供たちがいるでしょう。どうする?

松本元死刑囚:
(沈黙……)遺灰は四女に


松本元死刑囚には、妻との間にもうけた4人の娘と2人の息子がいるが、自らの遺骨の引き取り手には四女を指名したとされている。



松本元死刑囚の四女は現在29歳。両親との縁を切り、教団との関係も断っている。

聖地化されないよう遺骨を太平洋に散骨したい

公安当局が、松本元死刑囚の“神格化”や “遺骨が後継団体の布教に利用されること”を懸念する中、親族の間では“遺骨を巡る対立”が起きている。
 
松本元死刑囚の妻と次女、三女、長男、次男の5人が連名で『遺体は配偶者である妻に渡すべきだ』との要求書を法務省側に提出したことについては

滝本太郎:
拘置所から受け取りはこちらと指名うけてるから調整の必要はない

と主張する。

そして四女が遺骨を受けとった場合の対応については

滝本太郎:
遺骨をパウダー化し、太平洋の不特定の地点で船から散骨するにことついて費用と業務の負担をお願いしたい。国に支援をお願いしたい。どこかの山だと、そこが聖地になってしまう。聖地にできないということで太平洋がいい  

と述べ、確実に散骨したことを後継団体の信者らに示したいとしている。

(「プライムニュース イブニング」7月11日放送分より)

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