敗者とは思えない…!海外メディアの心を揺さぶったベルギー戦

  • BBCは「胸が張り裂け、心が温まる1枚」とSNSに写真を投稿
  • 「マン・オブ・ザ・マッチ」に敗者側の吉田麻也選手を選出
  • 乾選手の無回転シュートはまるで「キャプテン翼」と絶賛

FIFAワールドカップの決勝トーナメント1回戦。日本は、優勝候補のベルギーと対戦。

世界の強豪を相手に、互角の勝負を展開したが、あと1歩及ばなかった。

日本の後半ロスタイムの失点に日本中が悲しみに暮れたが、この直後、ピッチの上で1人の選手が取った行動が世界中の人々の胸を打った。

「胸が張り裂け、心が温まる1枚」

イギリス公共放送「BBC」の番組公式ツイッターが「胸が張り裂け、心が温まる1枚」とSNSに1枚の写真を投稿。

それは、逆転ゴールを決められ、残り時間もほとんどなく、まさかの失点に倒れ込む昌子源選手に川島永嗣選手が近寄り、昌子選手の手を引きながら、再び前を向こうとする川島選手が映し出された姿。

世界の人々の心を揺さぶったベルギー戦の、海外メディアの反応をみてみる。


まず、イギリスのスポーツメディア「スカイスポーツ」は、もっとも輝いていた選手『マン・オブ・ザ・マッチ』に敗者側の吉田麻也選手を選出。

通常は勝者側のベルギー選手から選出するが「スカイスポーツ」は「この試合で好調なルカクが機能しなかった要因は、吉田が彼にスペースを与えなかったからだ」とルカク選手を封じた吉田選手の守備を称賛した。

しかし、一夜明けた3日午後11時過ぎに行われた会見で吉田選手は「後悔がずっと胸を付いて頭から離れないですね」と悔しそうにした。

また、代表引退を表明したキャプテンの長谷部誠選手について聞かれると「本当に頑固で、一緒に仕事すると面倒くさいなと思うところもたくさんありましたけど…」と言葉に詰まりながらも「皆で何か成し遂げたかったと思いました」と涙を流した。

「日本代表と仕事ができて光栄」

FIFAゼネラルコーディネーター Priscilla Janssens氏のツイッターより

スペインのスポーツ紙「マルカ紙」は、乾貴士選手が決めた無回転シュートを、世界中で愛される日本のアニメ「キャプテン翼」に例え、「乾貴士のシュートは『キャプテン翼』の冒頭での大空翼の神秘的なゴールを大いに思い出させた」と評した。

そんな乾選手は「自分の中ではすごく手ごたえがあった試合で、もう一歩のところでベスト8までいけたのにというふがいなさとか、差はあったかなという感じでした」と悔しさをにじませた。

さらに、日本への称賛は試合後の振る舞いまでも。

FIFAのスタッフがSNSに投稿したベルギー戦後の日本代表のロッカールームの写真。

きれいに掃除が行われ、ゴミひとつない状態で、棚の上にはロシア語で「ありがとう」と書かれた紙が置かれている。

この光景を見たFIFAのスタッフは「すべてのチームが見習うべきお手本です。日本代表と仕事ができて光栄です」と絶賛した。

(「めざましテレビ」7月4日放送分より)


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