"おっさんJAPAN"の劇的ゴールに 巻き起こる「ホンダさんごめんなさい」現象

カテゴリ:話題

  • 歴代最高齢“おっさんJAPAN” が決勝に向け大きく前進
  • 批判くつがえす本田選手のゴールにネットでは「ごめんなさい」現象が
  • ゴールの裏には固いチームワーク

4年に一度のサッカーの祭典、「2018 FIFA ワールドカップ ロシア」。

日本は第2戦でセネガルと対戦、乾貴士選手(30)と本田圭佑選手(32)のゴールで、2対2で引き分け「勝ち点1」を獲得、決勝トーナメント進出に向け大きく前進した。

実は、ワールドカップの日本代表23人の平均年齢は、歴代最高齢となる28.26歳。

大会前、各メディアから“おっさんJAPAN”などと揶揄され、1勝すら厳しい状況と指摘されていた。
しかし、ふたを開けてみると今大会では、サッカー選手としてはピークを過ぎたといわれる30歳過ぎの選手たちが大躍動!
日本中に感動と熱狂を呼んでいる。

批判一転…「ごめんなさい現象」巻き起こしたゴール

立本信吾フィールドキャスター:
セネガル戦で、2点目を決めたのが本田選手です。本田選手と言えば、ワールドカップ2010年南アフリカ大会、2014年ブラジル大会で全試合先発出場をしている“日本の絶対的エース”なんですが、そんな本田選手も年齢が増すにつれて、なかなかパフォーマンスを上げるのが難しくなってきました。

・2016年9月以降、日本代表でのゴールなし

・ネットでは「本田がいない方が可能性を感じる」「日本代表に本田選手は要らない」など、批判的な声があがっていた

・しかし、今大会での活躍を見てネットでは
“ホンダさんごめんなさい”現象が起きている!

・コロンビア戦以降本田選手のツイッターは、2000「いいね」から16万超「いいね」に大幅アップ
 

本田選手は、逆風の中でも交代出場した直後に、引き分けに持ち込む値千金のゴールを決めた。その要因はどこにあるのだろうか。


永島昭浩氏(サッカー元日本代表):
こういう批判を受けることによる反骨精神があったからだと思いますね。彼は“ゴールを決めないとサッカー界で生きていくことはできない”と一番理解している人なんです。そういう意味で、ここぞというチャンスがあれば必ずゴール前に顔を出すというのを最低条件にしていて、そういった思いが昨日のゴールにつながったんじゃないかと思います。

安藤優子:
でも、ここまでいろいろ言われるっていうのはご本人にとっても、精神的に厳しいことなんじゃないですか?

永島氏:
でも、それもスター選手が抱える宿命だと思いますね。

三田友梨佳アナウンサー:
周りからの声だけではなく、実際に全試合先発だった絶対的エースが今回は控えにまわって途中出場になりましたよね。それは精神的にもいろんな思いがあると思うんですけど、なんだか吹っ切れているようにも見えました。

永島氏:
西野監督が(日本代表の)23人を選んだときに“競争じゃない、共存だぞ”と言っていたんです。“それぞれがいつも準備しろ、総力戦だ”という言葉を本田選手がしっかりと受け止めたことも要因だと思います。

安藤:
本田選手って逆風にさらされても、自分なりの信念を貫いてらっしゃいますよね。望まれた時に望まれたことをきちっとできる、期待に応えられる選手なんだなって思いました。まさにプロフェッショナルですよね。

立本:
本田選手だけでなく、チームにも逆風がありました。前回のブラジルワールドカップとあまり変わらないメンバーが選ばれたということで、日本代表メンバー発表の翌日には、“おっさんJAPAN”という言葉が新聞に載ったんです。平均年齢も過去最高齢ということで、揶揄したような意味で使われていました。しかし、それをいま、追い風に変えているんですよ。

ゴールの裏に“おっさんJAPAN”のチームワーク

・セネガル戦後半33分、岡﨑選手(32)が相手守備陣の注意をひきつけ、本田選手がゴールを決めた

・試合後のインタビューで、長友佑都選手(31)は「岡崎が前でつぶれて圭佑の前に転がった」と、岡崎が本田のゴールを導いたというコメントをしている

・また、本田選手のゴールについて長友選手は「おっさん連中が叩かれ続けたので格別でした。ベテラン選手が得点してくれたのは自分のことみたいにうれしいです」とコメント

 

立本:
本田選手のゴールが、逆風を追い風に変えた瞬間だったのではないかと思います。

永島氏:

30代の選手は、もしかしたら最後のW杯だという覚悟を持って、叩かれることに対して、しっかりと自分たちは違うんだということを証明したい、そういう思いもあるかもしれませんね。

どう迎え撃つ 次なる対戦国ポーランド 

・次の対戦国は、FIFAランク8位のポーランド

・注目の選手はFWのレヴァンドフスキ選手(29)、欧州予選10試合で16ゴールを決めた、ゴールマシンという異名を持つ選手

・永島氏によると、レヴァンドフスキ選手は「高さ・スピード・テクニックが世界最高クラスの万能型FW」

 

立本:
気になる次の対戦国は、ポーランドです!ポーランドはここ最近、非常に強くなってきている国なんですよ。ヨーロッパ予選では1位突破をしています。

永島氏:
3戦目は、中3日で戦うことになります。ポーランドの選手は高さがあるんですけど、スタミナがどんどん落ちていく中で、横の動きが非常に鈍くなってくると思うんです。横の動き、アジリティ(敏捷性)の良さというのが日本人の特徴でもありますから、そういう意味では乾選手や香川選手、そのあたりの選手がゴール前でいかんなく力を発揮するんじゃないかなと思いますね。

安藤:
ポーランドは、もう決勝トーナメントに進出できないことは決まっているんですよね。戦っても決勝に行けないチームのモチベーションってどういうものなんでしょう?

八嶋智人:
1回も勝たずに母国に帰るなんて…っていう思いもあるんですかね。

三田:
国の代表ですし、プライドもありますもんね。

永島氏:
もしかしたら次の大会を見通して、若手を使って育成、強化に結び付けるようなメンバー構成もあるかもしれませんね。
 
安藤:
じゃあ、今までの2戦とはメンバーをガラッと変えてくる可能性もあるんですか。でも、ここはもう日本に花を持たせてくださいって言いたいな~!(笑)

スタジオ:
あはは(笑)

 
最後に、永島氏の予想。

 
永島氏:
僕は、3-1で日本が勝つと思います!香川選手が、ゴールを決めると思います。スタミナ切れで鈍くなったポーランドのディフェンス陣の間を、スピード豊かに走って決めるんじゃないかなと!

 三田:
そんなポーランド戦は、28日木曜日、試合前の午後9時からフジテレビ系列で生放送となります。運命の瞬間を、みんなで見守りましょう!


(「直撃LIVE グッディ!」6月25日放送分より)
 

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