気になる「におい」を“見える化” セルフチェックでスメハラ撲滅!

カテゴリ:国内

  • タニタが「においのセルフチェッカー」を発売
  • 加齢臭や汗のにおい、キツすぎる香水も10秒で数値化
  • においの出やすい生活習慣をチェックしよう 

夏が近づき、汗や加齢臭など「におい」が気になる季節がやってきた。
最近では、においによって周りの人に不快感を与える「スメルハラスメント」という言葉もできた。

そして、周りの人に「クサイ」と思われるのは、体臭や口臭だけでなく、香水や柔軟剤などのにおいのこともある。

自分の臭いは慣れて嗅覚がマヒしてしまい分からないものだが、知らず知らずに"スメハラ加害者"にならないために、においの強さを“見える化”する『においのセルフチェッカー』が株式会社タニタから7月1日に発売される。

10秒でにおいを数値化

においチェッカー「ES-100」は約60gのポケットサイズ。
使い方はカンタン!畳まれたセンサー部分を開くと自動的に電源が入るので、そのままにおいの気になる場所に近付けるだけ。

におい判定に必要なのは約10秒とスピーディなので、商談や食事の前、電車に乗る前などの短い時間でサッと使える。

においはレベル0から10までの11段階で表示され、4以上の数値は「においを感じる」、5以上で「ケアが必要」、7以上は「非常に強いにおい」と判定される。
さらにこの「ES-100」、汗や加齢臭だけでなく、香水や芳香剤などのにおいが強すぎないかもチェックできるのだ。

「アルコールチェッカー」「ブレスチェッカー」など、エチケットチェックができるシリーズを次々発表しているタニタ。不快なにおいだけでなく、一般的に「いいにおい」に分類される香水などのにおいをどうやって感知しているのだろうか。広報課に聞いてみた。

「いいにおい」もスメハラに…

――開発のきっかけは?

体臭、加齢臭をはじめ、香水や柔軟剤などのにおいについても「どれくらいにおいが出ているか」「服ににおいがついていないか」と気にしてケアしている人が多く、においへの関心が高まっていることが開発につながりました。


――どういう仕組みでにおいを判定?

汗に含まれる成分を代表的な「におい物質」として選定し、半導体ガスセンサーというものでにおいの「強さ」を測っています。

――一般的に「いいにおい」の香水も、「嫌なにおい」の汗も同じように感知できるのは何故?

「いい」「悪い」や「汗」「香水」といったにおいの種類ではなく、「強さ」を測っているからです
においの強さで周囲が不快に思うかもしれないレベルを判定しています。


――ということは、薄い香水のにおいと薄い汗のにおいは同じレベルとして判定される?

そうなります。
"ケアが必要"のラインとなる「レベル5」は、汗のにおいや香水のにおいなど、自分では慣れてしまっていて気付かないにおいに「周囲が気付くレベル」で設定しています。



汗の不快なにおいに気付けても、そのケアに使った制汗剤や香水のような「いいにおい」がスメハラになってしまうかどうかは自分では気付きにくい。においレベルが数値化されて「そのにおい、ちょっとキツいかも…」と警告してくれるのはありがたいポイントだ。

最近では30~40代の男性に特徴的な「ミドル臭」を気にしてにおいケアする人も多いというが、体の部位で言えば、汗や皮脂が多く出る首まわり、特に強いにおいの汗を出す汗腺のある脇や、蒸れやすい足の裏などはにおいがキツくなりがちなので要チェック。また、においは熱で上昇するため、頭も忘れずチェックしたい。

気になる価格は、タニタの公式オンラインショッピングサイトで1万3824円(税込)。センサー部分は取り替え式になっており、1年の経過、もしくは2000回使用した時点で交換すれば何度でも使うことができる。

では、数値で一目瞭然のセルフチェッカーで残念な結果が出てしまった人はどうケアすればいいのだろうか?
香水や柔軟剤など、体の外側のにおいは対処しやすいが、問題は体の中。「ES-100」の公式サイトでは気を付けたい生活のポイントも併せて紹介している。これもチェックもしておこう。

多く当てはまったら黄色信号!においの原因チェック

(1)お酒をよく飲む
(2)肉や魚をよく食べる
(3)クーラーの効いた部屋で長時間過ごす
(4)普段あまり運動しない


涼しい場所にずっといたり、あまり運動しないことは汗をかきにくくなる原因に。汗を出さない汗腺が増えると、そのぶん一部の汗腺から濃い汗が出てにおいの原因になるのだそう。

(5)タバコを吸う
(6)心配性で緊張しやすい
(7)夜更かしが多い
(8)しっかりカラダを洗わない


緊張やストレスを感じることは「加齢臭」「汗臭」とともに代表的なにおい、アンモニアが主成分の「疲労臭」を増やしてしまう原因に。
そして、汗や皮脂をしっかり洗い流すことはにおいケアの基本!ただし、あまりゴシゴシと洗いすぎても、足りない皮脂を補おうとして分泌量が増えるので逆効果。ほどほどが大事。

女性は「におい」に敏感?

最後に、ビジネスマンの男性にとって「におい」に関する気になる情報をお伝えしておく。
タニタの公式サイトによると、
(1)一般オフィスにおける中年男性の「におい」。その「におい」が気になる距離は25cmという研究結果がある。
(2)女性は「におい」に敏感? 女性は男性よりも、「におい」を司る神経細胞数が多いと言われている。
(3)嗅覚は、脳の記憶を司る部分へ直接通じているため、「におい」は記憶に結びつきやすいと言われている。

生活している以上、どうやっても発生する「におい」。何でも“スメハラ”にするのはどうかと思うが、最低限のケアをするのが、コミュニケーションをとる上でのマナーといえるのかもしれない。