覚せい剤は大好物のおつまみに?混入の可能性を徹底検証

カテゴリ:国内

  • 覚せい剤はおつまみに混入? ビール・カプセルに次ぐ第三の可能性
  • 自力で開けられなかったビール瓶 深まる謎…混入は誰が
  • 苦味で気付く前提を覆す「味覚障害」の可能性

“紀州のドン・ファン”こと資産家の野﨑幸助さん(77)が不審な死を遂げた事件。「直撃LIVEグッディ!」の独自取材により、新たな謎が浮かび上がった。

グッディ!ではこれまで、覚せい剤をビールに混ぜたり、カプセルに入れたりして摂取した可能性を検証してきたが、野﨑さんは夕食後にお菓子を食べる日課があったことが新たにわかった。

さらに過去の映像を検証した結果も合わせて、“3つの謎”についてスタジオで検証した。

浮かび上がる3つの謎

(1)2階から聞こえた“ドンドン”という音
(2)ビールに覚醒剤混入の可能性
(3)お菓子に覚醒剤混入の可能性


 
木下康太郎フィールドキャスター:
以前、野﨑さんは自分でビールをついで飲んでいるという証言を紹介しましたが、グッディでは、野﨑さんが女性からビールをついでもらっている映像を入手しました。さらに新しい証言が…。

新証言(1) 野﨑さんは脳梗塞を2度患っているので、握力がなく「てこの原理」での開栓はできない

新証言(2) 腕が不自由なので、ペースト状の愛犬のエサをうまく袋から取り出せない

 

木下:
池袋大谷クリニックの大谷義夫院長にうかがったところ、脳梗塞の後遺症として左手に力が入らない可能性があるのでビールの栓を開けるのは難しいのでは、という回答でした。


グッディ!では、野﨑さんがビールを飲む時はほぼ必ず、あるお菓子を食べるのが日課だったという新証言をつかんだ。

おつまみに"混入" 方法は?味の変化は?

木下:
野﨑さんが大好物だというお菓子、それは“柿ピー”なんです。知人によるとほぼ毎日食べていたようで、常に小袋10袋以上は自宅に常備されていて、野﨑さんがいつも座る席におかれていました。従業員や家政婦がなくならないよう購入していたそうです。このお菓子にも覚せい剤を混入をした可能性があるのでは?
その場合、どのように混入したのか? 検証してみました。

法科学鑑定研究所の古山翔平氏によると…お菓子に混入 考えられるケースは?

(1)お菓子に覚せい剤の粉末をふりかける

(2)覚せい剤を少量の水に溶かしてかける



木下:
覚せい剤をまぶした場合、気にせず食べてしまうことも考えられると思うのですが、どうでしょうか?

安藤優子:
え~!わかりますよ!!

 八嶋智人:
そのお菓子はほぼ毎日食べていたでしょうから、少しでも変化があれば逆に気付くんじゃないですかね。まぶしたら手触りでわかるでしょうし、水をかけたら“湿気ってるじゃないか”って激怒されそうですよね。

三田友梨佳アナウンサー:
砂糖をまぶしてあるようなお菓子なら分からないかもしれませんが、ツルツルしているお菓子ですし、特に気付きそうですよね。

吉川祐二氏:
本人が普段から好んで食べているものですから、違和感は感じると私も思います。また、覚せい剤も致死量が必要になりますから、それだけの量をすべて食べることができるのか…?

安藤:
袋から直接食べるなら、自分で開けて食べるでしょうし、さらに難しそうですね。

 
グッディ!では以前、取材で元覚せい剤常習者の方から話を聞いたが、覚せい剤は「とにかく苦くて、普通じゃ飲み込めない」「刺されるような苦さ」と語る人もいたほど。食感や苦味から考えても、お菓子に混入するのは難しいのでは。


木下:
以前から覚せい剤の苦味の話もありました。しかし、新たに野﨑さんを知る人に話を聞くと、野﨑さんは脳梗塞の後遺症で、“味覚障害”があったのでは?という可能性が出てきました。

「苦味がカベ」の前提崩す"味覚障害"

・野﨑さんが、レストランでステーキ・パフェ・ご飯を同時に口へ入れ、ビールで流し込んでいた映像を入手

・映像を検証した大谷義夫院長は「一般的に脳梗塞の後遺症として味覚障害が起こる場合がある。顔面神経へのダメージがみられるので、味覚障害があった可能性がある」とコメント

 

木下:
味覚障害になると、苦味や甘味、酸味などを感じなくなる場合もあるといいます。苦いと感じないとすれば、覚せい剤を口に入れても分からない可能性はあります。

安藤:
そうすると、お菓子よりもビールの中に混入した可能性が高くなるように感じますが、どうでしょうか。

吉川氏:
そうですね、もともと食べ物に混入するのは大変難しいと思います。通常、コーヒーなどにお砂糖を入れたときは混ぜて溶かしますが、覚せい剤の場合は入れると一瞬にして、何もしなくても自然にすべて溶けるんです。そうなると、食べ物よりも飲み物の方が混入しやすいですね。
 

八嶋:
野﨑さんがどの程度の味覚障害だったのかは今となっては分かりませんが、今まで“覚せい剤は苦いから絶対に気付く”という大前提で話していたものが、少し揺らぎますね。

安藤:
そうですね。情報を集めれば集めるほど、謎が深まる…そんな印象です。


(「直撃LIVE グッディ!」6月18日放送分より)

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