これから旬のホタテがピンチ…「今までにない打撃」貝毒検出に悲鳴

  • 旬迎えるはずが…ホタテ養殖業者悲鳴
  • 『マヒ性貝毒』検出で出荷自主規制
  • 県知事が“貝柱”出荷に前向きな考え

ホタテ養殖業者「今までにない打撃」

大人も子どもも、大好きなホタテ。

ホタテは、これから夏に向けて甘さも大きさも最高の時期を迎える。
しかし、今このホタテにピンチが…!

ホタテ・カキ養殖業者は「(ホタテの)養殖を始めてから、今までにないくらい打撃を受けている」と強調する。
そのワケは…。

国の基準最大40倍の『マヒ性貝毒』検出

危機の始まりは、今年4月。
宮城県内全ての海域で、養殖ホタテ貝から国の基準の最大40倍もの『マヒ性貝毒』が検出され、出荷の自主規制が続いているのだ。

漁師からは「震災後、いろんな制度で資金を借りて、もうあっぷあっぷ」との声も…。

マヒ性貝毒は、火を通しても無毒化されず、食後30分から3時間ほどで口や手足が麻痺。
重症の場合は呼吸中枢がおかされ死亡する恐れもある


宮城県水産技術総合センターの山崎千登勢技師は、「基本的に(ホタテを)生かした状態で体外に(毒素が)排出されるのを待つしかない」と語る。

県知事がホタテ貝柱出荷に前向きな考え強調

村井宮城県知事

貝毒による出荷規制は『殻つきホタテ』にのみ適用されるため、貝毒の影響のないホタテの貝柱の出荷について、村井宮城県知事は6月15日、「ホタテの貝柱だけなら出荷できる。基準を見直して、問題がない部分に関しては出荷できるようにしたい」などと前向きな考えを示した。


(「プライムニュース イブニング」6月15日放送分より)

プライムニュース イブニングの他の記事