65歳の父がコンビニバイトで才能開花! 力作「手書きポップ」にほっこり

カテゴリ:国内

  • 還暦過ぎた父親の仕事ぶりを絶賛した投稿が13万超“いいね”
  • 「ポップ描きに特別な勉強はしていない」
  • 最新作は表現力がレベルアップ!

還暦を過ぎた父は「ポップ職人」

6月の第3日曜日は「父の日」。
5月の「母の日」が大々的に展開されるのに対し、その影に隠れるように忘れられがちな“ちょっとさみしい記念日”。

そんな「父の日」は例年のごとく過ぎてしまったが、家族のために日々奮闘するお父さんへの尊敬と愛情あふれるツイートが話題になっているのをご存知だろうか。

イワオ(@xxxiwaoxxx)さんのお父さんは、今年で65歳。
「還暦を過ぎて今年65歳の父がコンビニでバイトしてポップ描きの才能が爆発した結果を見てやってほしい。」と父親の仕事ぶりを絶賛した投稿とともにアップされたこちらの写真。

クリスマス、年末年始のごあいさつ、オリジナルスイーツを彩る手書きポップの数々。
色鮮やかなかわいらしいイラストを「65歳の男性が描いた」という意外性にも、心を動かされる。

力作揃いのポップとイワオさんの父への愛情は多くの感動を呼び、「整然として読みやすく美しい」「あたたかさを感じる…女子力も高い」「頑張りが愛おしい。その向上心に拍手!」といったコメントが寄せられ、13万超の“いいね”を集めている。(6月18日現在)

まるで絵本の世界のようなイラスト

遊び心に「笑ってくれたらうれしい」

デザイン力の高さに驚かされるが、65歳のお父さんはいかにしてポップ作りに目覚めたのか?
投稿者のイワオさんを通して、お父さんに話を聞くことができた。


ーーポップ作成を担当することになった経緯は?

コンビニでのアルバイトは、1年2ヶ月前から続けています。
ポップ作りは、オーナーや店長から「担当」に任命されたわけではなく、仕事中に遊び心で始めました。

ーー 前職は何を?

建築士として、「〇〇邸新築工事」のような建築の図面を描いていました。
ポップを描くにあたって、特別に勉強はしていませんが、生活する中で見かける広告や看板は気に留めています。


ーークリスマスポップの大きさ、制作時間は?

縦23cm×横130cmです。店内に豊富にある段ボールを使用して、その上にポップを描いています。
趣味のようなものなので、お金がかからないようにやっています。
物によって要する時間は変わりますが、だいたい1時間~3時間ほどです。

気合いが入りすぎて「ゲッツ」が「ゲェツ」に!?

ーー道具はどんなものを使用? 文字は定規を使って?

ポスカの大・中・小を使い分けて描いています。文字やイラストは、全てフリーハンドです。


ーーポップ作りにおけるこだわりは?

伝えたい情報を受け取っていただけるように工夫するのはもちろん、ポップを見て、にやっと笑ってもらえたらうれしいですね。
ポップの効果ではないですが、以前よりも売り上げが伸びたようです。

最新作は表現力がレベルアップ!

コンビニの同僚たちからの評価は、「遠慮なく批判するし、逆に良いところは褒めてくれるので励みになります」とのこと。
これまで作成した中での自信作は、「韓国アイドルグループのくじ引きポスター」だというが、残念ながら写真に残すのを忘れてしまったそうだ。

そのかわりに、最新作を見せていただいた。
夏仕様のコーヒーと、来たる「土用の丑の日」に向けたうなぎのお知らせだ。
イラストや文字のフォントの使い分けなど、表現力がレベルアップしている!



コーヒーとうなぎが夏を連れて来た

イワオさんは、お父さんの次女。あまり頻繁に連絡を取る方ではないが仲良しで、父の日には毎年贈り物をしているという。
今年は1週間早くプレゼントして、そのお礼のメッセージに近況報告として今回のポップの写真が添付されていたのだそうだ。

素晴らしい出来に「フォロワーさんにもぜひ見てほしい」と思い、ツイッターに投稿。
反響については、「たくさんの方から温かい応援の声を頂き、感謝とともに驚いています」と話してくれた。


還暦を過ぎても、新たな才能に目覚めて進化しているお父さんもすごいが、「父の力作をぜひ見てほしい」とアピールするイワオさんの父への愛がひしひしと感じられるからこそ、これだけ共感をよんだのだろう。

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