「ほこり」と入れると「誇りなら捨てないで」 ごみ分別を教えるLINEサービスに“遊び心”

カテゴリ:暮らし

  • ごみの名前を送ると分別方法を教えてくれる、福岡市公式LINEアカウント 
  • 「人生」や「世の中」など、ごみではない物にもユーモアある返信メッセージ
  • 友だち登録者数が急上昇、SNS上では福岡市民以外の利用者も

福岡市のLINEが“ごみの分別”を教えてくれる

6月5日、福岡市のLINE公式アカウント(@fukuokacity)に、家庭ごみの分別を簡単に検索できる機能が追加された。トーク画面にて、捨てたいごみの名称を送ると、即座にそのごみの出し方や分別方法を教えてくれるというものだ。(ID検索で、上記IDを入力すれば誰でも友達に登録することが可能。)

試しに、「スマホ」と送ってみると・・・

「小型家電です。区役所やスーパー等に設置している回収ボックスへ」とのメッセージと共に、「詳しくはこちら」と詳細URLまで送られてきた。

登録されているごみの品目は約600品目で、類似品名などを含めると、2600ものキーワードに応答してくれるとのこと。
これだけ見ると、至って普通の便利なサービスに過ぎないが、実はそれ以外に付加されている、とある機能がネット上で話題になっている。

“ごみではない物”も教えてくれる?

実は、キーワード以外に、一般的なごみとは違う単語、いわば隠しキーワードも登録されているというのだ。

試しに、「ほこり」と入力してみると・・・

「埃なら燃えるごみ。誇りなら捨てないで」
なんて、うまいこと返してきた。他にどんな隠しキーワードがあるのか、試してみた結果・・・

「人生」  →「ご質問が深すぎて、答えが出せません」
「世の中」 →「捨てたもんじゃない」
「プライド」→「捨てないでください。あなたの心にしまっておいて」
「愛」   →「愛はもらうものではなく、与えるものです。だから捨てずに与えてください」
「金」   →「きんなら燃えないごみですが、よかと?かねは捨ててはいけません」
「恥」   →「捨てて一歩前進!でも恥じらいは捨てないように」
「ツチノコ」→「捨てる前に、世紀の大発見です!」

気づいてみれば、一般的なごみの捨て方を調べることよりも、隠しキーワードを見つけることに夢中になってしまっていた。「金」を入力した時が一番驚いたのだろうか、方言で回答が返ってきた。

そもそも、ごみの分別になぜ隠しキーワードを盛り込もうと思ったのか。担当者である福岡市環境局資源循環推進課 家庭ごみ減量推進係長の矢野さんに話を聞いてみた。

隠しキーワードは現在30程度

ーーなぜ、ごみ分別機能に隠しキーワードを入れようと?

まずは興味を持っていただき、遊びながら使い方を知ってもらえたらと思い、隠しキーワードを入れました。


ーー機能付加してから登録者数は増えた?


新規の友だち登録が、リリース後2日間で8,551人 (6/5:2,898人,6/6:5,653人)
キーワードの検索数が6月7日15時現在で、約61,000もの数を確認しています。
TVや新聞で報道されたことに加え、ネット上では「とても便利」という声とともに、SNSで「隠しキーワード」の検索画面等が拡散しており,それがさらなる友だち登録につながっていると思われます。


ーー隠しキーワードの数はどれくらい?

現在、30程度入れています。ごみの分別を学んでいただくというのが本来なのですが、皆さんにもっと楽しんでいただけるよう、合間合間に追加していくかもしれません。

ーーイチオシの隠しキーワードは?また、今後の新たな付加機能の予定は?

ほこり、でしょうか。
さらなる利便性の向上に向け、生活密着情報の拡充等の検討を進めています。




矢野さんも話していた通り、SNS上では福岡市民以外のユーザーも、この公式アカウントを友だち登録し、隠しキーワードを見つけた画像を多数投稿していた。皆さんも隠しキーワードを探してみては?



「夫を捨てたい…」横浜市のごみ分別案内の回答がすごい!