山手線の「新駅名称」をJR東日本が大募集!名づけのポイントを聞いてみた

カテゴリ:国内

  • 田町~品川間にできる新駅の名前の公募開始
  • 初の公募の理由は「皆様と一緒に考えたい」
  • ひらがな、カタカナ、文字数も制限なし

JR東日本は、山手線と京浜東北線の品川~田町間で建設を進めている新駅名の募集を5日からスタートした。
応募は、公式サイトの入力フォームか郵便はがきで6月30日まで受け付け、正式な駅名は今年冬頃に発表するという。

JR東日本提供

どんな駅になる?

この新駅は東京都港区港南にあり、デザインは新国立競技場の設計を手掛けた建築家の隈研吾氏が担当。
折り紙をモチーフとした大屋根があり、障子を想起する「膜」や「木」等の素材を活用した「和」を感じる駅になるという。
駅予定地の近くでは品川再開発プロジェクトが進んでおり、すぐそばには浅草線・京急本線の「泉岳寺駅」がある。

東京オリンピック・パラリンピックが開かれる2020年の春に暫定開業し、駅周辺の再開発も行われ2030年ごろに完成する予定。
ちなみに新幹線は止まらない。

JR東日本提供

ネット上の案を整理してみた

実は、JR東日本が駅名を公募するのは今回が初めて、
新駅名は、応募が多いものを選ぶのではなく、受け付けた全ての名称を参考に決めるとしている。

一方、ネットでは早くも様々な名前が挙がっているので、目立つものをピックアップしてみた。
個性的な名前を応募しようとしている方は、かぶらないよう参考にしてほしい。

【地名系】
新品川駅
品川新駅
ニュー品川駅
北品川駅(京急にもある駅名)
南品川駅(京急と変える)
北北北品川駅(京急・北品川駅の北側にJR品川駅があり、新駅はその北なので)
南田町駅
高輪駅 (新駅の西の地名)
芝浦駅 (新駅の北東の地名)
芝浜駅 (落語の題名になっている地名)

やはり地名を取り入れたアイディアが多いようだ。
ちなみに、山手線でもっとも最近の1971年に開業した「西日暮里駅」は地名と同じ名前がついている。
一方、JR新小岩駅は、後から地名を駅名と同じように変更したという。

【複合系】
品田駅 (品川と田町から、以下同様)
品町駅
川田駅
高輪大木戸駅 (史跡の名称)
芝浦高輪駅
泉岳寺駅 (浅草線・京急にもある駅名)
新泉岳寺駅

【その他】
東京サウスゲート駅(品川を日本の玄関として整備する開発計画から命名)
しながわ新都心駅 (さいたま新都心駅と同様)
ネオ東京駅
新東京駅
新駅

本気の命名から笑いを狙ったものまでまさに玉石混交。
では、JR東日本ではどうやって駅名を決めているのだろうか?
そもそも今までとは違って、なぜ初めて公募を行ったのか?
担当者に聞いてみた。

公募の理由は「皆様と一緒に考えたい」

――初めて駅名を公募したのはなぜか?

新しい街の玄関として2020年に誕生する新しい駅の名前を、皆様と一緒に考えたいと思い今回公募を行うことにしました。

――駅名は今までどうやって決めていたのか?

(民営化以前の国鉄時代ではなく)現在のJR東日本の考え方でよろしいでしょうか?
駅名を選定する基本的な考え方は次のようになります。
・地域を代表するもの(名称)か
・鉄道を利用されるお客様に分かりやすいか
・地元自治体の要望を満たしているか

これらを総合的に判断し、十分検討して決定しております。

――今回の駅名は、カタカナでもひらがなでも英語でも、何文字でもいいのか?

そうですね。
多くの方から申し込んでいただくために、特に制限は設けておりません。

JR東日本提供

JR東日本は、採用した駅名を応募した人の中から抽選で100名にオリジナルグッズをプレゼントするとしている。
隈研吾氏が手掛ける和を感じる新駅に、自分が考えた駅名がつくことを想像してみると、真剣に考えてみるのもいいかもしれない。