「W杯は夢の舞台」挫折を味わった柴崎岳が見せた変化

カテゴリ:話題

  • バルセロナ相手に芸術的なシュートを決めるも怪我で離脱
  • 「今季は納得していないが、怪我から得たものもある」
  • 感じる感覚も変わってきた…代表への強い想い

まもなく開幕する2018FIFAワールドカップ ロシア大会。
日本代表のメンバー柴崎岳選手が今大会に懸ける思いを語る。

リーガエスパニョーラ・ヘタフェに所属する柴崎岳。
昨年9月に行われた第4節で、あのバルセロナ相手に決めた芸術的なボレーシュートは日本中、そしてスペイン中を興奮に包みこんだ。

このリーグでサッカーができることを、「世界のトップレベルを肌で、日常生活の中から感じられるというのは、すごい自分にとっても大きいことだと思う」と話す。

強い輝きを放っているかのように見えたスペインでの柴崎。
しかし、彼を待っていたのは苦しみの日々だった。

初めて経験した挫折

「全体的には納得していない部分の方が多いかな。最初4節くらい試合に出てて、怪我をして離脱して」と今季を振り返る。

ゴールを決めたバルセロナ戦の後半9分、柴崎はピッチに倒れ途中交代。

左足中足骨の骨折と診断され、約3か月の離脱を余儀なくされた。

12月の復帰後もフル出場はなかなかなく、5月に入りようやく1度あっただけだ。

サッカー選手として常にスポットライトを浴びてきた柴崎。
初めて経験した挫折だった。

それでも目の前の苦悩から逃げずに、しっかりと自分と向き合っていた。

「怪我をして得た部分もあるから、決して無駄ではないかなって思っているので。少し前まではナーバスになる部分もあったけど、出てる選手と比較して自分が劣ってると微塵も思っていない」

変化した代表への想い

「今まで試合にずっと絡んで来たサッカー人生だったんです。鹿島時代もそうだし、テネリフェの時も、ベンチで過ごすことに対して、いい意味での慣れがなかったのかな。
どんな状況でも自分がいいメンタルを持っていく為にどうしようかっていうのを、少しずつ少しづつ考え始めて、納得いく練習はできているし、自信は失われていない。出場すればやれる自信も十分あるので」

そんな中、約半年ぶりの代表招集となった3月の欧州遠征。
チームで思うように結果が出せていなかったからこそ、代表への想いは人一倍大きいものになっていた。

「代表への、例えば練習1つにしても、感じる感覚も変わってきたなって思っているし。
日本代表がどうなっていかなければいけなんだろうなっていう、そういうことも考えるようになった」

スペインでの苦しみの日々を越えて、柴崎の目は今、ロシアのピッチを見据えている。

「W杯は子供のころの夢。夢の舞台。そこに出たくて、がむしゃらにやっていた子供の頃があります。
今はW杯がすべてで、選ばれたメンバーがW杯という1つの目標に向かって団結することが大事なんじゃないかなと思いますね」

そう語る柴崎は、代表の“最終選考”と言われた5月のガーナ戦に後半途中から出場し、縦に早いパスや、惜しいシュートなど、チームに変化をつけ見せ場を作った。

挫折を乗り越え、一回り大きくなった柴崎岳が、ロシアのピッチで躍動する。



2018 FIFAワールドカップ
GS第3戦 日本 × ポーランド
28日(木) 夜9時 フジテレビ系列 LIVE

(S-PARK:毎週土曜24時35分〜25時15分 毎週日曜23時15分〜24時30分
 https://www.fujitv.co.jp/s-park/

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