「真剣に強くなれると…」菊池彩花選手の過酷トレーニングに妹たちが苦笑

  • 超寒い…スキージャンプのインナーはペラッペラ
  • ウインタースポーツならではの独自の寒さ対策
  • 「東京から箱根」の距離を自転車で通学する過酷トレーニング

オフシーズンだからこそ集まれる「ウインタースポーツアスリート」が登場。

5月27日放送された『ジャンクSPORTS』(フジテレビ系列)には、“菊池姉妹”こと、スピードスケートの菊池彩花選手、ショートトラックの菊池悠希選手、菊池萌水選手、菊池純礼選手や、スキージャンプの伊藤有希選手、小林陵侑選手らがウインタースポーツならではの苦労や、独自のトレーニング方法について明かした。

スキージャンプのインナーはペラッペラ

スキージャンプ界を支える伊藤選手と小林選手。

伊藤選手はスキージャンプW杯で5回優勝し、ソチに続いて平昌五輪に2大会連続で出場。

小林選手は初めて出場した平昌五輪の個人ノーマルヒルで7位入賞を果たし、団体ではエース級の活躍をした。

“レジェンド”葛西紀明選手がコーチを務めるチームの教え子である二人。

「スキージャンプは超寒い!」といかに寒さに耐えているか理解してほしいと主張。

実は、服の大きさで浮力がつかないよう、ユニフォームの厚さに細かいルールがあるという。

伊藤選手は「ウエアも薄手ですが、インナーがペラッペラなんです。ルールでそれしか着れないんです…」と主張すると、実際にインナーを触ったMCの浜田雅功さんはあまりの薄さに驚いてしまう。

昔は長袖と長いスパッツの着用が認められていたが、現在は『半袖・短パン』で、女子も男子も同じルールだという。

しかし、「脱いでチェックされるわけじゃないでしょ?」と浜田さんが疑問を持つと、小林選手は「昨シーズンに失格になった」ことを明かした。

競技中にスパッツが下がってしまうため、紐で結んでいたところ、紐で厚みが出てしまい、失格になってしまったようだ。

知られざるスキージャンプのルールとインナーの薄さに浜田さんは、「これはちょっとかわいそう」とこぼしていた。

温かくなるクリームを塗ったら、サウナやお風呂で…

一方、独自の寒さ対策をしている選手も。

平昌パラリンピックで金銀2つのメダルを獲得し、冬季パラリンピックに6大会連続で出場しているクロスカントリースキーの新田佳浩選手。

「唐辛子成分入りのワセリンがいいと言われて塗りましたが、全然温かくならず…。ヨーロッパで試合をしていて寒かったので、サウナに行こうとシャワーを浴びて、サウナに入った瞬間に塗った部分が熱くなりはじめて…。ヤバい、ヤバい!とやけどしてしまって、今ごろ!?ってなりました」とエピソードを明かした。

そんな新田選手には、体にある変化が起きてしまったという。

「産毛が生えてくるんです!(寒さの)防衛本能だと思うんですけど」と他の選手たちも同じような経験があるだろうと同意を求めるも、だれも反応してくれず「同じウインタースポーツでつながっていると…」と残念そうにしていた。

また、平昌五輪で7位に入賞し、冬季五輪に4大会連続出場したプロスノーボーダーの藤森由香選手も温かくなるクリームを使ったことがあるという。

「温かくなるクリームを買って塗ったんですけど、全く温かくなくて。でも、お風呂に入って手先や足先が痛くなってびっくりしました」と話す藤森選手に、同じような経験をした新田選手は“仲間”が現れたことで、嬉しそうにしていた。

信じられないトレーニングに浜田さんもびっくり

4人もオリンピックに出場した菊池4姉妹。

先日、引退を発表した彩花選手は平昌五輪で、女子団体パシュートにチーム最年長30歳で出場し、金メダル獲得に貢献した。

3人の妹の悠希選手、萌水選手、純礼選手は複数の選手が同時に滑り、順位を競うショートトラックで活躍。

萌水選手はソチ五輪の日本代表に選ばれ、悠希選手と純礼選手は平昌五輪に出場。数々の大会で優秀な成績を残すトップアスリートだ。

そんな彩花選手は、高校時代に「往復76キロを自転車通学」するという信じられないトレーニングをしていたという。

「高校2年生の時から雪のない時期に。行きはほとんど下りなので、1時間半か1時間40分くらい。帰りは上りなので2時間か2時間半くらい。朝は6時半過ぎくらいに家を出ていた」となんでもないように話す彩花選手。

しかし、往復76キロは直線距離で東京から箱根くらいだと知った浜田さんは、声にならない驚きを見せていた。

このトレーニングで、「真剣に強くなれると思っていた」と語る彩花選手。

過酷な自転車通学をする姉の姿を見た萌水選手は「田舎なので、電灯とかも少ない。動物に遭遇しそうな真っ暗なところを帰ってくるので、それは本当にすごいな」と思っていたという。

すると、彩花選手は「夜は怖かったけれど、それもメンタルトレーニング。怖いと思うな!」とケロッと話す姿に、妹たちも思わず苦笑していた。

さらに、中学時代にも過酷なトレーニングをしていたという彩花選手。

人と同じことをやっていても強くなれないと思っていたという彩花選手は、「通学の時にカバンの中に10キロのウエイトを入れて通学していた」というエピソードを告白。

しかし、中学は男子からもちょっかいを出される時代。

「勝手にカバンを開けられたときに、10キロのウエイトが入っていたので、すごくからかわれて。それが恥ずかしくてやめました」とかわいらしい一面を明かした。

過酷なトレーニングの数々に浜田さんは「そんな練習量があったからこそのメダルですよね?」と聞くと、彩花選手は「うーん」と首をかしげていた。

平昌五輪で盛り上がりを見せたウインタースポーツ。

来年もウインタースポーツアスリートたちの活躍が楽しみだ。

『ジャンクSPORTS』毎週日曜日7:00~7:57放送

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