安倍首相が福引で引き当てたのは「3等」【リアル首相動静】

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5月14日からの1週間、安倍首相は太平洋の島国の首脳らを日本に招いた会議、「太平洋・島サミット」に大忙しでした。

いざ2019年W杯へ…ラグビー強豪国首脳とスクラム


15日夜と16日夜、首相官邸でサモアとフィジーという、ラグビー強豪国の首脳と相次いで会談した安倍首相。

フィジーのバイニマラマ首相の服装(上の写真)は、上はスーツにネクタイですが、下はスカートにサンダルという姿。南国フィジーの正装なのですが、日本人から見るとちょっと驚きでした。

安倍首相はサモアの首相との会談後に、ラグビーのユニフォームを交換。フィジーの首相とも2019年ラグビーW杯や2020年の東京五輪に向けたスポーツ交流の促進で一致しました。

2日間で14首脳と!島国とのマラソン会談


福島県・いわき市で行われた「太平洋・島サミット」には18の国と地域が参加、安倍首相は18~19日の2日間で、14の国と地域の首脳と会談しました。

小さな島国も含め次々と会談を行ういわばマラソン首脳会談です。

そのため外務省が組んだ段取りは、会談開始→15~30分で会談終了→5~10分ほどのインターバルの間、会談が行われる部屋の国旗を交換→同時に別室で安倍首相に事前説明→次の首脳会談、という流れ。

会談に次ぐ会談で、大忙しのスケジュールとなりました。

首脳会談の中では、先方から拉致問題について言及する場面もあるなど、日本独自の懸案である拉致問題の重要性が、太平洋の国にも一定程度浸透していることが感じられる場面もありました。



首脳会談後には、安倍首相夫妻主催の晩餐会が催され、風評被害の払拭を狙って福島県産の食材がふんだんに用いられたコース料理が振る舞われました。

続いて、首脳らは会場となった「スパリゾートハワイアンズ」が誇るフラガールらによる特別ショーを鑑賞し、和やかな雰囲気に。安倍首相も満面の笑顔でした。


本題のサミットでの日本の収穫は…


そして19日に行われた太平洋・島サミットの首脳全体会合。

発出された声明には、日本が強く主張している、北朝鮮が洋上で密輸を行う「瀬取り」に対する懸念や、拉致問題の即時解決が盛り込まれました。



一方で安倍首相は共同記者発表で、北朝鮮について「正しい道を歩めば明るい未来が待っている」とも発言。

首相周辺によると、「北朝鮮を一方的に断罪するのではなく、前向きな姿勢を持つことが大事」との首相の思いの表れだということです。

また声明には、「自由で開かれたインド太平洋戦略」を「歓迎する」との内容も明記されました。

これは、海洋における「法の支配」などの原則を共有したもので、中国が海洋進出を続けていることを念頭に置いたものです。

幅広く受け入れられる原理原則を共有することで、日本への支持を取り付けていく「安倍外交」の1つの形と言えます。

会議後の記念撮影では、安倍首相の呼びかけで各国の首脳がネクタイを外し、ポーズをとりました。

 

福引であたった商品は?

写真撮影に応じる安倍首相


サミット終了後、帰路についた首相は駅前で行われていた「太平洋・島まつり」というイベントに急遽顔を出しました。

福引コーナーで「ガラポン」を回すと・・・なんと3等が当たり!商品の手ぬぐいやうちわを手にご機嫌でした

 記者団もガラポンやってみたのですが、結果は全員「ハズレ」。首相はかなりの強運の持ち主といえそうです。

 太平洋・島サミットで、外交的な収穫を得た安倍首相。今後、北朝鮮への対応や、森友加計問題、そして秋の自民党総裁選など難題が山積する中、実力もさることながら、福引で見せつけた強運ぶりも発揮して乗り切れるかどうか注目です。

 

(政治部 官邸担当 山田勇 梅田雄一郎)

 

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