ニャンコ1stな“ネコカフェ”長崎で発見!

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  • 獣医が経営する猫カフェは普通のネコカフェとは“ちょっと”違う
  • ネコの殺処分を何とか減らしたいという獣医の思い 
  • 子ネコの里親探しや、ネコに優しい様々な“掟”がたっぷり!

深刻な子ネコの“殺処分”の実態

長崎県・佐世保市にある浜口動物病院の院長 濱口聡さん。
午前中の診察が終わると粉ミルクを作るのが日課となっています。

濱口さんがミルクをあげているのは“推定”生後2週間程度の小さな5匹の子ネコちゃんたち。
佐世保市の保健所から保護してきたネコちゃんたちだ。

長崎県は全国の都道府県の中でもネコの殺処分が多く、特に佐世保市は長崎市に次いで2番目の殺処分数となっている。

佐世保市の場合、1年間におよそ560匹のネコが保健所に持ち込まれ
そのほとんど、500匹近いネコが殺処分されています。
しかも持ち込まれるネコの8割以上は、生まれたばかりの子ネコ。
その日のうちに殺処分されてしまうことが多いという。

保護ネコの未来を創るカフェ

濱口さんは動物病院の2階でカフェも経営している。
その名も保護ネコカフェ「ニャンプラス」

暮らしているのはカフェに常駐している15匹のスタッフネコと、新しい家族を探すため“里親”を募集しているネコたちです。

「ニャンコプラス」にやってきたネコはこれまでに55匹
このうち35匹に“里親”が見つかり新しい家族のもとへ旅立っていきました。

先ほどミルクを飲んでいた5匹の子ネコも今後、大人のネコや人と触れ合うことで、社会性を身に着け
た後、里親探しが始まります。

濱口さんには保護ネコカフェを運営する上である“こだわり”があります。
それはどこまでも「ネコファースト」であるということ。
人間がネコに住む空間に“お邪魔”するスタンス。
猫が嫌がることをしないというのがルールとなっています。

濱口院長:
「ネコを最優先に考えているので、おやつをカフェが販売してネコたちに食べさせたり、ねこじゃらしで“じゃらさせて”疲れさせるといった行為はやめてもらっています。
また、寝ているネコを起こして抱きかかえるようなネコたちの暮らしを乱すような行為もお断りしています。」小学生以下の入店は断っており、中学生は保護者同伴であれば入店できる。

濱口院長:
「一番良いのは、保健所に持ち込まれるネコを減らすこと、加えて、持ち込まれてしまって殺処分対象になってしまったネコをどうにか救い出していくことが大事なのではと思っています」

無責任にかわいがるだけでなく人もネコもお互いに暮らしやすい環境づくりが必要と言えそうです。

※カフェで引き取っているネコは保健所からのみです。
個人的に持ち込まないようおねがいします。

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