咲き誇るツツジを一望…生まれ変わった「花と歴史の寺」

三浦修
カテゴリ:話題

  • 1300年余りの歴史ある寺でツツジ咲き誇る
  • 斜面全体埋め尽くすツツジ1万7000本の絶景
  • 四季折々に彩り添える「花と歴史の寺」

「花と歴史の寺」として生まれ変わった塩船観音寺

東京・青梅市にある塩船観音寺。
この塩船観音寺は檀家を持たない1300年余りの歴史ある寺として知られる。

戦後、寺が所有する多くの文化財などの維持管理に苦悩していたところ、寺を支援する有志の人たちがツツジを植えることを提案。
植樹されてからは丁寧な剪定が続けられ「花と歴史の寺」として生まれ変わった。

咲き競う1万7000本のツツジ

ツツジの植栽は昭和41年に始まり、その翌年には第1回つつじまつりが開催された。

年々ツツジの整備は進み、現在は、すり鉢状の斜面に、約15種類約1万7000本のツツジが植えられている。
早咲き、中咲き、遅咲きのツツジが毎年4月中旬から5月上旬にかけて咲き競う。

縦横に張り巡らされた花の遊歩道を歩けば、甘い香りに包まれ、花を間近で鑑賞することができる。
おすすめは観音像の見晴台。境内の周囲がすり鉢状になっていることから、斜面全体を埋め尽くす美しく華やかに咲き誇るツツジを一望することができるのだ。

斜面全体を埋め尽くすツツジ

ツツジの花が咲かない季節は、植え込みが緑色の球のようにみえることから、北海道阿寒湖に生息する「まりも」が転がっているようで、かわいらしい風景を楽しむことができる。

塩船観音寺の自慢はツツジだけでなく、紫陽花、ヤマユリなど四季折々に美しい花々が静かな境内に彩りを添えている。

(塩船観音寺のツツジは4月中旬から5 月上旬までが見ごろ)


【撮影後記】 

今回は、人の目線ではなかなかみることができない美しい映像を表現できるドローンによる撮影を行ったほか、ドローンによるリポート撮影も試みました。
敢えてドローンでリポートを撮影した狙いは、自分を映しこみながらカメラが上空へ上がっていくことによって、このツツジ園の広がりや雄大さを表現したかったからです。
ドローンのカメラは音声収録ができません。そのためリポートの音声は別のカメラで収録し、編集で動きを合わせてもらっています(編集さん、ありがとうございました)。
ドローン撮影は来観者のいない早朝に撮影をしています。
ドローン以外の撮影は日中に行うため、太陽の光や陰になっている部分、気象条件をうまく考えて撮影しないと画像の質感がバラバラになってしまうため、自然の撮影は、意外と苦労することが多いのです。


(取材撮影部・三浦修カメラマン)

<施設情報>
「塩船観音寺」
東京都青梅市塩船194番地
TEL 0428-22-6677 

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