タイ製のダイエット薬「Lyn」に注意 類似薬では日本でも死亡例

カテゴリ:ワールド

  • タイ製ダイエット薬「Lyn」を服用した男女4人が相次いで死亡
  • この薬から禁止されている2種類の危険な成分が検出された
  • 日本ではタイ製の薬品「ホスピタルダイエット」を服用した4人が死亡

「Lyn」を服用した男女が相次いで死亡

パッケージに「Lyn」と書かれたダイエット用の薬。
タイの企業が製造・販売している「ダイエット薬」を服用したタイ人の男女4人が、相次いで死亡した。
現地当局はこの製品を服用しないよう呼びかけている。

2種類の危険成分を検出

この薬を服用した30代から40代のタイ人の男女4人が、3月から4月にかけて心臓発作などで相次いで死亡した。
タイ当局が調査したところ、この薬から、禁止されている2種類の危険な成分が検出されたのだ。
タイ警察は、ダイエット薬を押収し、販売業者ら7人を違法な製品を販売したとして逮捕した。

日本でも販売・購入された可能性

このダイエット薬は、インターネットの個人輸入を通じて日本でも販売・購入された可能性がある。
タイ当局は、ダイエット薬「Lyn」を購入した人に対し、絶対に服用しないよう呼び掛けている。

タイ製「ホスピタルダイエット」では日本で死亡例も

このようなタイの「ダイエット薬」をめぐっては、これまでも日本での健康被害が報告されている。

厚生労働省によると、2002年以降、「ホスピタルダイエット」などと称されるタイ製の薬品を服用したことによる、呼吸困難や幻覚、肝機能障害などの健康被害が、東京・神奈川・埼玉などで20件報告されていて、4人が急性心不全などで死亡している。

この薬が売買されていたことがうかがえるフリマサイト。「Lyn」は「SOLD OUT」の表示

(執筆:FNNバンコク支局長 佐々木亮)

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