新元号まであと1年。いま、元号を使っているのは日本だけ?

カテゴリ:国内

  • 元号は明治以降になって天皇一代に1つの元号となる
  • 「平成」は初めて政府によって定められた
  • いまや元号を使っている国は日本だけ

政府は、皇太子さまが即位される来年5月1日に元号を改める改元を行う方針だが、新たな元号や発表時期について、国民生活や企業活動などへの影響や政治日程も考慮しながら、今後慎重に検討を進めるものとみられている。

1年後には新しくなる元号についてジャーナリストの有本香さんに聞く。

(聞き手:ニッポン放送『飯田浩司のOK!Cozy up!』飯田浩司)

飯田:
新元号の発表はカレンダー作りなどいろいろなところに影響が及ぶため、いろいろと言われていますが、あと1年なんだと思うと…。

有本:
元号は明治以降になって天皇一代に1つの元号を使う、一世一元となりました。

それ以前は悪いことが起きたりすると、運気を一新するために元号を変えるというようなこともあったようです。

現代の私たちは、つい自分たちの日常生活の利便性みたいなこと、あるいは日常に不都合が生じるということを嫌ったりしますが、元号を使っているという国は日本以外にはないんです。

元々、これは大陸から来た習慣ですが、日本人はそれを自分たちのものにして、いまや元号を使っている国は日本だけです。

飯田:
確かに。台湾が民国何年と言っているのは?

有本:
それは元号ではない。

大正のとき、明治のときとずっときて、平成という元号を決めるときに初めて政府によって定められました。

そんな経緯もあり、今回も候補についていろいろ取り沙汰されていますが、過去に候補に挙がりながら選ばれなかった元号があります。

これは結構、可能性が高いとも言われています。

いまは平成で「H」、その前は昭和で「S」。

この頭文字が被らないものは可能性が高いだろうなど、いろいろ言われています。

飯田:
直近では、平成と並んで出ていたのが「修文」と「正化」ですが、これは両方とも「S」ですね。

有本:
「S」ですから両方とも違うんじゃないか、と言っている識者の方もいらっしゃいます。

飯田:
昭和のときは「元化」と「同和」。

これは「G」と「D」。大正のときは「天興」「興化」も候補にありました。

有本:
あと「M」がイニシャルになる言葉もありましたし、「K」ですと「建」を使ったものもありました。

「M」は明治と被りますが、年代が離れてきたので「M」もありかなとおっしゃっている方もいました。

飯田:
私たちは成人くらいのときまでは「M」「T」「S」「H」でしたけど、いまほとんど「M」はなくなっていますからね。

有本:
今回は天皇の代替わり、元号も同時に変わるということで、元号が変わるというのも、私たちにとって時代の変わり目ということで非常に感慨深いことです。

天皇陛下が譲位をされるというのも、歴史的な瞬間を私たちは見ることになるわけです。

自分たちが歴史の転換点に立ち会うということをもって、不便がかかるというところだけに話を終始させないというところも大事ですよね。

5/1(火)FM93AM1242ニッポン放送『飯田浩司のOK! Cozy up!』より
http://www.1242.com/lf/articles/program/cozy/

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