「演劇を見ているよう…」高校生“ダンス甲子園”!バブリーダンスに次ぐスターを探せ

カテゴリ:国内

  • 高校ダンス日本一を全国200チームから決める大会開催
  • 360度の舞台をいかにうまく使えるか
  • 高校NO.1はヒップホップダンスの愛知・桜丘高校

高校日本一を決める大会

4月22日、東京・両国国技館で行われた世界最大級のストリートダンスのイベント「DANCE ALIVE HERO’S FINAL」。
今年で4回目となるこのイベントには、約1万3000人が来場し大盛況だった。

このイベントの注目のひとつは、高校ダンス部の日本一決定戦。

約200チームが参加した今回は、予選ブロックを勝ち抜いた3校と、前日の再チャレンジを勝ち抜いた1校の合わせて4校で優勝を争った。

去年、バブリーダンスで大ブレイクした登美丘高校も2016年のこの大会で優勝し、一気にメジャーへの道へと進んだ。
この時、登美丘高校はレオタード姿で青春のダンスを披露していた。

登美丘高校ダンス部のakaneコーチは「審査員の方が外国人の方で、本当に世界大会みたいにな感じなんですよ」とこの大会を評する。

しかし高校ダンス界注目の登美丘高校は今回、日程の都合で不参加。

優勝経験のあるakaneコーチが勝負のポイントと考えるのは「360度から見られている」ということだ。

舞台は国技館なので、中央にステージがあり、前だけでなく横や後ろのお客さんをどう盛り上げるかもポイントだという。

360度から見える踊りは?

めざましテレビは、高校生ダンス部日本一決定戦を360度、4方向のカメラで捉え、取材した。

約2分半のダンスに青春をかける高校生たちの中、どの高校が日本一になるのだろうか。

大阪・堺西高はしなやかな手の動きが見事に合った女性らしいダンスを披露!

奈良の一条高校は、ゆっくりとしたダンスをシンクロさせる難易度の高い技術を見せ、どの学校も高校生離れをしたダンスで盛り上げる。


そんな中、観客を夢中にさせた高校があった。

「すごいメッセージ性があってよかった」「ストーリーとかもストレートに入ってきたから見やすかった。構成がすごく面白かった」と感動の声をあげる観客たち。

その高校は関東ブロック代表・群馬県の安中総合学園高校。

今回踊るのは、2年前から取組み、先輩たちから受け継いだ大切な振り付けだ。

優勝するための一番のポイントは「大サビの時に40人全員で出てきて、そこからダンスを揃えるところです」と話す。

一番大切にしているのは、決勝チーム最多の40人でそれを表現する曲のストーリー性。
ほかの高校とは違い唯一邦楽で勝負する。

DREAMS COME TRUEの「何度でも」に合わせて踊る中、左のカメラで見ると、生徒が四方に向かって迫力あるダンスで表現。

右からのカメラで見ると、カメラに向かって立ったり円を描くように動いている。

そして、後ろのカメラで見ると、ひとりを残し全員が後ろの客席を向くシーンも。

彼女たちがポイントといっていた、サビに合わて全員がステージへあがり、歌詞に合わせ正面を向き40人が踊り出す姿は圧巻だった。


「何度でも」の歌詞に合わせ、「挫折」と「希望」を高校生らしく見事に表現していた。

高校ダンスNO.1は?

そして、迎えた結果発表。

安中総合は惜しくも敗れ、高校ダンス部日本一は、愛知の桜丘高校に決定した。
一体、どんなダンスだったのだろうか?

笑顔でステップを合わせ、仲間を飛び越えたり、持ち上げるチアリーディングのような動きを披露。

こうした動作は、ヒップホップでは珍しいという。

また、上の写真のエアドラムの動きは、生徒発案の振り付けで、独創性が光る。
時には肩を組むような動きをしたり、ダンスの楽しさを前面に打ち出したヒップホップ。

勝利後、見事高校NO.1になった彼女たちは「取れないと思っていた賞をもらえてうれしいです」と涙していた。

スタジオでは「ストーリーのある舞台を見ているようだ」という声や「演劇を見ているよう」と感動の声で溢れていた。

夏のダンス大会には、優勝した桜丘高校や、登美丘高校・安中総合学園高校も出場する予定で、今後も高校生の独創的なダンスに注目が集まりそうだ。


(『めざましテレビ』4月23日放送分)

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