東芝、自動車メーカーの無資格検査…。2017年の産業界を振り返る

フジテレビ解説陣が集結 2017年の経済を振り返り、2018年を予測【第2弾】

カテゴリ:ワールド

  • 企業の不正は一緒くたにしない方がいい
  • 何を不正というかは勉強して判断すべき
  •  緊張感を持って取締役は運営をしているか?

2017年は、トランプ大統領就任や北朝鮮のミサイル、天皇陛下退位の決定や眞子さま婚約、働き方改革や小池旋風、衆議院議員選挙など様々なことがあった。

2018年は一体どんな一年になるのか。

今回は、フジテレビ経済担当の解説陣による座談会、第2回目。

東芝は、将来を買収したアメリカの原理力企業に絡んで発生した大きな損失による経営危機、そして日産やSUBARUなど無資格検査が発覚し、日本の自動車メーカーの品質管理体制が問われた2017年。日本の企業の未来について聞いた。

企業の不正は細かく見て判断するべき

大山取材センター室長

ーー2017年は企業の不正が相次いだように思いましたが、日本企業は2018年どうなりますか?

大山泰:
企業と企業を産業別に明確に分けて、一緒くたにしないほうがいいと思いますよ。

東芝は歴代の経営陣の無謀な経営が、ガバナンス的にも最後は破たん、粉飾決算までやったというすごく個別的なもの。また、自動車業界では業者の最終出荷の時の無資格検査問題がありましたが、そこは「B to C」で信頼性を担保する意味で、手続き上のガバナンスが緩かったことがあると思います。

素材メーカーの人に取材して色々と調べましたが、神戸製鋼や三菱マテリアルなどの問題について良い悪いというのは、日本の国富と産業の部分で冷静に考えた方がいい。例えば、特採といってJIS基準も産業基準も上回っている。当初、営業でプレゼンをしたときに「うちは100、製造できます」と言って、発注した客にはその数を納入しなければいけない。

けれど、生産が受注に追い付かなくなって「少しでもいいので納期を早くしてください」と納入先に言われたら、お互いの話し合いで「最初は100と言ったけれど、85で折り合いましょう。値段はこれくらいで」となるのは、日常茶飯事なんです。

もちろん自主基準は超えていて、安全基準も納入先の企業的にも問題はなく、さらには海外輸出基準上もすべてクリアしている。それを一部のマスコミが「データ改ざん」と騒いでしまった。ただでさえ技術力が高い部分のその力を削ぐことは、最終的には国益にならないし、国富を削ぎます。

一緒くたに企業の不正と言っても、個別の産業界のビジネス慣習や現実問題などを細かく見たうえで判断するべきだと思いますね。

神戸製鋼は、最初に提案した品質のデータより違う素材が出たけども、その後すぐに素材を買った自動車メーカーがそれぞれの技術的な検査で問題ありませんって一斉に発表した。そこで勝負ありだったんです。ただそこを違法性がないまでも、企業のモラルだって主張していくのかは、見る人や報じる側のマスコミの問題でもあります。

たとえば、ベアリング/軸受けは何十万回回転しても壊れない丸い産業部品で、これは事実上、日本とドイツとスウェーデン以外の国では作れない精密品。
その軸受けも日本では大手4社くらいで作っていて、景気などをにらんで価格を10銭、20銭、くらいの調整が数年に1回程度である。公取がこれを談合として「けしからん」というのも法律上は必要な措置だが、微妙な景気の動きなどで市場価格を決める面もあります。日本の当局が摘発して、EU委員会が”それ見ろ”と言って課長的な懲罰をかけてしまうと、それは広く見ると日本の産業の足腰を削ぐ、みたいな面もあり、何を不正・不祥事というのかは、かなり勉強してから判断した方がいいと思うんです。

正直「そんなの問題?」と思うことも

鈴木解説委員

鈴木款:
産業界の問題が相次いて起きているように見えますが、経産省で主導して企業に「しっかり調べるように」と言われ調べたら一気に問題が出てきたということで、自然発生的に出てきたわけではないですね。

今年は東芝の原子力・エネルギー事業の巨額な損失から始まり、半導体がどうなるのかを見ていて、やはりガバナンスのあり方が気になりました。マーケットも東芝に対して甘いという印象を持っています。

やっぱり東芝という大きな企業だと、そのすそ野には何十万という人たちがいるわけですが、もしこうした理由で市場価値を判断するとなれば、マーケットとして健全ではないと思うんです。
海外の投資家に日本のマーケットは違うと思われれば、日本全体として損をしてしまう。そんなことを考えさせられた一年でした。

山田博: 
企業の不正とかモラルが失われたと言われてますけど、企業の不正は一緒くたではない気がします。多分日本企業で働く人はモラルが高いと思っていて、そういった意味で日曜日の夜9時のドラマがウケているんだと思います(笑)。
マスコミという立場上、甘いことを言ってはいけないのかもしれませんが、重箱の隅をつついてどうするのといった気はしますね。ただ、それに対する対応の仕方は考えなければいけないとも思います。

鈴木:
そうですね。

鈴木款:
産業界の問題が相次いて起きているように見えますが、経産省で主導して企業に「しっかり調べるように」と言われ調べたら一気に問題が出てきたということで、自然発生的に出てきたわけではないですね。

今年は東芝の原子力・エネルギー事業の巨額な損失から始まり、半導体がどうなるのかを見ていて、やはりガバナンスのあり方が気になりました。マーケットも東芝に対して甘いという印象を持っています。

やっぱり東芝という大きな企業だと、そのすそ野には何十万という人たちがいるわけですが、もしこうした理由で市場価値を判断するとなれば、マーケットとして健全ではないと思うんです。
海外の投資家に日本のマーケットは違うと思われれば、日本全体として損をしてしまう。そんなことを考えさせられた一年でした。

山田博: 
企業の不正とかモラルが失われたと言われてますけど、企業の不正は一緒くたではない気がします。多分日本企業で働く人はモラルが高いと思っていて、そういった意味で日曜日の夜9時のドラマがウケているんだと思います(笑)。
マスコミという立場上、甘いことを言ってはいけないのかもしれませんが、重箱の隅をつついてどうするのといった気はしますね。ただ、それに対する対応の仕方は考えなければいけないとも思います。

鈴木:
そうですね。

鈴木款:
産業界の問題が相次いて起きているように見えますが、経産省で主導して企業に「しっかり調べるように」と言われ調べたら一気に問題が出てきたということで、自然発生的に出てきたわけではないですね。

今年は東芝の原子力・エネルギー事業の巨額な損失から始まり、半導体がどうなるのかを見ていて、やはりガバナンスのあり方が気になりました。マーケットも東芝に対して甘いという印象を持っています。

やっぱり東芝という大きな企業だと、そのすそ野には何十万という人たちがいるわけですが、もしこうした理由で市場価値を判断するとなれば、マーケットとして健全ではないと思うんです。
海外の投資家に日本のマーケットは違うと思われれば、日本全体として損をしてしまう。そんなことを考えさせられた一年でした。

山田博: 
企業の不正とかモラルが失われたと言われてますけど、企業の不正は一緒くたではない気がします。多分日本企業で働く人はモラルが高いと思っていて、そういった意味で日曜日の夜9時のドラマがウケているんだと思います(笑)。
マスコミという立場上、甘いことを言ってはいけないのかもしれませんが、重箱の隅をつついてどうするのといった気はしますね。ただ、それに対する対応の仕方は考えなければいけないとも思います。

鈴木:
そうですね。

鈴木款:
産業界の問題が相次いて起きているように見えますが、経産省で主導して企業に「しっかり調べるように」と言われ調べたら一気に問題が出てきたということで、自然発生的に出てきたわけではないですね。

今年は東芝の原子力・エネルギー事業の巨額な損失から始まり、半導体がどうなるのかを見ていて、やはりガバナンスのあり方が気になりました。マーケットも東芝に対して甘いという印象を持っています。

やっぱり東芝という大きな企業だと、そのすそ野には何十万という人たちがいるわけですが、もしこうした理由で市場価値を判断するとなれば、マーケットとして健全ではないと思うんです。
海外の投資家に日本のマーケットは違うと思われれば、日本全体として損をしてしまう。そんなことを考えさせられた一年でした。

山田博: 
企業の不正とかモラルが失われたと言われてますけど、企業の不正は一緒くたではない気がします。多分日本企業で働く人はモラルが高いと思っていて、そういった意味で日曜日の夜9時のドラマがウケているんだと思います(笑)。
マスコミという立場上、甘いことを言ってはいけないのかもしれませんが、重箱の隅をつついてどうするのといった気はしますね。ただ、それに対する対応の仕方は考えなければいけないとも思います。

鈴木:
そうですね。

鈴木款:
産業界の問題が相次いて起きているように見えますが、経産省で主導して企業に「しっかり調べるように」と言われ調べたら一気に問題が出てきたということで、自然発生的に出てきたわけではないですね。

今年は東芝の原子力・エネルギー事業の巨額な損失から始まり、半導体がどうなるのかを見ていて、やはりガバナンスのあり方が気になりました。マーケットも東芝に対して甘いという印象を持っています。

やっぱり東芝という大きな企業だと、そのすそ野には何十万という人たちがいるわけですが、もしこうした理由で市場価値を判断するとなれば、マーケットとして健全ではないと思うんです。
海外の投資家に日本のマーケットは違うと思われれば、日本全体として損をしてしまう。そんなことを考えさせられた一年でした。

山田博: 
企業の不正とかモラルが失われたと言われてますけど、企業の不正は一緒くたではない気がします。多分日本企業で働く人はモラルが高いと思っていて、そういった意味で日曜日の夜9時のドラマがウケているんだと思います(笑)。
マスコミという立場上、甘いことを言ってはいけないのかもしれませんが、重箱の隅をつついてどうするのといった気はしますね。ただ、それに対する対応の仕方は考えなければいけないとも思います。

鈴木:
そうですね。

鈴木款:
産業界の問題が相次いて起きているように見えますが、経産省で主導して企業に「しっかり調べるように」と言われ調べたら一気に問題が出てきたということで、自然発生的に出てきたわけではないですね。

今年は東芝の原子力・エネルギー事業の巨額な損失から始まり、半導体がどうなるのかを見ていて、やはりガバナンスのあり方が気になりました。マーケットも東芝に対して甘いという印象を持っています。

やっぱり東芝という大きな企業だと、そのすそ野には何十万という人たちがいるわけですが、もしこうした理由で市場価値を判断するとなれば、マーケットとして健全ではないと思うんです。
海外の投資家に日本のマーケットは違うと思われれば、日本全体として損をしてしまう。そんなことを考えさせられた一年でした。

山田博: 
企業の不正とかモラルが失われたと言われてますけど、企業の不正は一緒くたではない気がします。多分日本企業で働く人はモラルが高いと思っていて、そういった意味で日曜日の夜9時のドラマがウケているんだと思います(笑)。
マスコミという立場上、甘いことを言ってはいけないのかもしれませんが、重箱の隅をつついてどうするのといった気はしますね。ただ、それに対する対応の仕方は考えなければいけないとも思います。

鈴木:
そうですね。

鈴木款:
産業界の問題が相次いて起きているように見えますが、経産省で主導して企業に「しっかり調べるように」と言われ調べたら一気に問題が出てきたということで、自然発生的に出てきたわけではないですね。

今年は東芝の原子力・エネルギー事業の巨額な損失から始まり、半導体がどうなるのかを見ていて、やはりガバナンスのあり方が気になりました。マーケットも東芝に対して甘いという印象を持っています。

やっぱり東芝という大きな企業だと、そのすそ野には何十万という人たちがいるわけですが、もしこうした理由で市場価値を判断するとなれば、マーケットとして健全ではないと思うんです。
海外の投資家に日本のマーケットは違うと思われれば、日本全体として損をしてしまう。そんなことを考えさせられた一年でした。

山田博: 
企業の不正とかモラルが失われたと言われてますけど、企業の不正は一緒くたではない気がします。多分日本企業で働く人はモラルが高いと思っていて、そういった意味で日曜日の夜9時のドラマがウケているんだと思います(笑)。
マスコミという立場上、甘いことを言ってはいけないのかもしれませんが、重箱の隅をつついてどうするのといった気はしますね。ただ、それに対する対応の仕方は考えなければいけないとも思います。

鈴木:
そうですね。

責任者であるトップからどう変えていくか

山田経済部長

山田:
やっぱりガバナンスの話が出ましたけど、企業の不祥事があると、出てきて謝るのは企業のトップ。その対応の仕方によっては企業の今後、信用性を損ねる可能性もある。なんだかんだで責任は誰になるのかというと、やっぱり企業のトップ。

ということは取締役会をどうするのと。緊張感もって取締役会の運営をやっているのかどうかということに、帰結してしまう。それが一つの議論になって、社外取締役を増やすとか、海外から引っ張ってくるなど、ガバナンスを強化しようという考えの持ち主は社外の人の方が多かったりしますよね。

全役員が10人いたらそのうち3人か4人くらいしか社内にいなくてあとは全部外部。そのうちの2人くらいは外国の方というように「こんな役員構成にしました」ということを決算発表で出すことで、企業のマーケットを健全にやろうというアピールにもなる。

日本の企業はそういう方向にあるけど、さらにより良い方向に向かっていく契機にはなるのかなという気はします。一連の不祥事は、そういう意味では無駄ではなかった。これを契機にいい方向に行ってくれれば、いいなと思いますね。

イラスト=さいとうひさし