「道明寺」、「モンテ・クリスト伯」。ドラマ関連ワードが注目されたワケ

4月第3週に注目されたキーワードを探る

カテゴリ:国内

  • 「道明寺司」役の嵐・松本潤でツイッター落ちる?
  • 「モンテ・クリスト伯」放送後のネットの反響は?
  • 海外の名作を原作とした連続ドラマって何がある?

4月スタートの各局ドラマが初回放送を終えた。
ドラマが放送されるとSNS上で関連ワードが話題となることも多い。
今回は「Yahoo!リアルタイム検索キーワード」や「Google急上昇ワード」で話題になったドラマについてとりあげたい。

ドラマの影響でツイッターが落ちた!?

ひとつめは、「Yahoo!リアルタイム検索キーワード」の18日(水)にランクインした「道明寺」

17日(火)、杉咲花が主演のドラマ『花のち晴れ~花男 Next Season~』第1話が放送された。
本作は人気ドラマ・映画『花より男子(だんご)』の続編だ。

前作まで嵐・松本潤が演じていた人気キャラクター“道明寺司”が登場するシーンが流れると、SNS上では『道明寺降臨!』『やっぱカッコいい』といった歓喜の声が続出。ところが、そのシーンが放送された直後、ちょうどツイッターが利用できなくなる状態になった。
すると『道明寺でツイッター落ちた』とさらに盛り上がり、ツイッターのトレンドワードランキングで1位に浮上した。

ツイッターが落ちた真相が判明

ツイッターのサーバーが落ちるのは滅多にない。
例えば、『天空の城ラピュタ』では、クライマックスのシーンに合わせて「バルス!」とツイートして、当該ワードをトレンド入りさせる“恒例の儀式”があるが、事前に予測できる。今回は予想外の反響が起きたのか?まさに「道明寺おそるべし」だったのだろうか?と真相が気になるところだったが、放送翌日、ツイッター社は「(不具合は)道明寺が原因ではない」と否定、「(世界的な)システムエラーが原因」と説明して一件落着となった。

アレクサンドル・デュマ「モンテ・クリスト伯」原作ドラマが話題に

もうひとつは、「Google急上昇ワード」19日(木)にランクインした「モンテクリスト」

19日(木)に初回放送を迎えた、ディーン・フジオカ主演『モンテ・クリスト伯 ―華麗なる復讐―』も注目を浴びた。
原作はアレクサンドル・デュマによる世界文学史上最も有名な復讐劇と言われる「モンテ・クリスト伯」、日本では「巌窟王(がんくつおう)」としても知られる名作だ。実直な主人公が、愛、将来、自由、仕事、自尊心のすべてを奪われたことで復讐の鬼と化し、自分を陥れた男たちへの復讐を果たしていく。
SNS上では「結婚式という幸せの絶頂から落ちて行く様」や「主人公の周囲の人が見せる嫉妬感」が原作に忠実だとの声が相次ぎ、 ツイッタートレンドランキングには、「モンテクリスト」の他にも「もんてくりくり」、「ディーンフジオカ」など複数ワードがランクインした。

「モンテ・クリスト伯」以外にも過去には様々な名作がドラマ化

世界的名作を原作にしたドラマを振り返ってみると過去にもいくつかあった。
2014年に亡くなったアメリカの作家、ダニエル・キイスのSF小説「アルジャーノンに花束を」は山下智久主演でドラマ化。ロシア文豪のフョードル・ドストエフスキーに至っては、高良健吾主演で「罪と罰」、市原隼人主演で「カラマーゾフの兄弟」がそれぞれ連続ドラマ化して話題となった。
いずれも、作品の時代背景や価値観、登場人物の職業設定など、海外の名作を日本で映像化するにあたっては難易度が高い作品ばかり。

番組公式ツイッターでは「#モンテクリクリ」というハッシュタグでPRしているが、復讐劇の最高傑作と言われる原作を現代日本版として違和感なく再構築した意欲作『モンテ・クリスト伯 ―華麗なる復讐―』。第2話では異国の地で独房に幽閉されている主人公に希望の光が差し込む。

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