耐震性は国からの“お墨付き”…中古物件の「R」マーク知ってますか?

カテゴリ:国内

  • 「安心R住宅」の“R”は「リユース」「リフォーム」「リノベーション」
  • 震度7程度でも人命にかかわるような倒壊はしないとされる新耐震基準
  • 中古物件を安心して購入できるようにして有効活用

「安心R住宅」

中古住宅を安心して購入できるように国土交通省が導入した「安心R住宅」という新制度のマーク。

Rは、「リユース」「リフォーム」「リノベーション」をさしている。

「安心R住宅」…「リユース」「リフォーム」 「リノベーション」

このマークがある住宅は、いわゆる国のお墨付きを与えられた安心して購入できる住宅という意味で、4月から導入された。
 
実は今、中古住宅市場は上向き。
中でも中古マンションの成約件数は2年連続で新築マンションを上回っている。
 
新築が高騰する中、国交省は中古住宅を安心して買えるようにして、全国的に増加している空き家の有効活用につなげたい考えだ。

「安心R住宅」と認められるには、震度7程度の地震でも人命にかかわるような倒壊はしないとされる新耐震基準を満たしていることが条件。

調査を行う、住宅あんしん保証の鈴木啓之さんは、3ページにわたるチェックシートを元に「床面」や「外壁」「コンクリートの強度」など様々な項目をチェック。
過去のリフォームの有無なども開示し、内装や水回りの写真を広告に載せる必要がある。

リフォーム前
リフォーム後

見事条件をクリアし、「安心R住宅」に認定されれば、物件の広告などに「R」マークを載せることができ、購入者も一目で分かるようになる。 

中古住宅販売会社・エフステージの河村昌哉氏は、「今までは買主さんも目印がなかったが、今後は、安心Rのマークがついているなというところでメリットを感じていただけますし、安心して買って頂けると思っています」 と話す。

ポイントは「品質の見える化」

経営コンサルタントの松江 英夫氏は、「中古品の認証はこれからもっと需要が増すと思っている。ポイントは、“品質の見える化”。
『循環型経済』と最近よく言われるが、モノが溢れる中、実際に使っている時間は数パーセントで、使っていないモノ、時間が実は多い。これをどう活用するかが今後の経済発展に重要になってくる。品質を見えるようにして安心感を持って使おうとするかどうか。市場の環境整備が大事になってくる」と指摘する。

(「プライムニュース α」4月17日放送分)

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