副業で月100万円も! みんなが稼いでいる額と注意点 

【のぞき見!リアル とくキュウ】副業で流動的な働き方を

カテゴリ:暮らし

  • 収入源を補うために始めた副業が気分転換に
  • 会社で副業を認めているところもある
  • 確定申告などの注意点も確認しておかないといけない

「働き方改革」の一環として国が「副業」を認める方針を打ち出し、今年は「副業元年」になるとも言われている。

世の中には様々な副業があるが、一体どれだけ稼げるのだろうか?

収入減を補うための副業

レンタカーの『回送』を副業にする、62歳の男性。男性は1日に大体6〜7台分の『回送』の仕事をしていて、この日の総走行距離は約530キロに上るという。

出発した場所とは違う場所に返却することを『乗り捨て』というが、レンタカーを利用する外国人も増え、乗り捨てられたレンタカーを運転して元の営業所に戻す『回送』の需要は高まっているそうだ。

この副業は、不況の際に収入が減ってしまい、それを補うために始めたというが、もともと車好きだったこともあり、今ではいい気分転換になるという。男性は土日だけ勤務して月6万円前後の収入を得ている。この収入で、妻を連れ旅行に行くなどしているそうだ。

好きなことを副業にする

他にも副業について、街でも聞きこみをすると、着物が好きだという女性は副業として着付師をしたり、得意だというアニメの絵コンテを書いているという女性もいた。

自分のスキルや好きなことを活かして副業する人たち。28歳の海老沢さんも、そんな1人だ。

海老沢さんの本業は整体師だが、子供が2人いて、お小遣いが少ないということで、好きなことを活かして稼ぐべく、副業を始めたという。

車を運転して“副業”に向かった先には、汚れてしまった自転車が。もともと好きだった自転車に関する知識と技術を生かして、1台1000円、作業時間わずか30分ほどでメンテナンスをするという。売り上げたお金で、整備道具も本格的なものを揃えたそうだ。この日依頼した高校生の男性は、ピカピカに仕上がった自転車を見て満足そうにしていた。

海老沢さんにメンテナンスを依頼したのは「POOK」というアプリ経由。このアプリは、自分のスキルや空き時間でできることを掲載すると、依頼がくるというサービスだ。

このアプリを利用して、海老沢さんは他にモーニングコールをかける副業もしているそうだ。この2つの副業で月に5~6000円の収入があり、稼いだお金でお酒を飲むことを楽しみにしている。

副業を認めている会社も

畑仕事をする53歳の中村さんは、元々は空いていた実家の畑で、趣味として野菜を育てていたが、次第に規模が拡大し、販売も開始、気づけば副業になった。

今取り掛かっているのは新種のニンジン作り。その成長データを提携企業に提供することで、年に30万円ほど稼いでいるという。

そんな中村さんの本業は、畑仕事からは想像もつかない、日本橋の超高層ビルに入るIT企業・サイボウズでの勤務。社長室勤務と開発部を兼任し、パソコンと向き合う毎日だ。

中村さんは「趣味が楽しくなっちゃって、なりゆきで副業になりました。月曜が副業日で、火曜から金曜がサイボウズで勤務しています」と話す。サイボウズは、国が後押しをする“副業”をいち早く認めており、副業日を取ることも可能だという。

副業が専業に??

ネットショッピングのサイトを運営する企業に勤務する35歳の山崎さんが、専業主婦の妻と力を合わせて副業で稼ぐ額は、月30万〜35万円。最高で100万円ぐらいの売り上げがあった月もある。

その副業とはペットの洋服作りだ。

この副業で、マイホームまでゲットしたという山崎さん夫婦。もともと妻がアパレル系企業で働いていて、飼っているペットの犬の洋服などを作っていた。
そしてネットショッピングのサイト運営が本業の山崎さんがインターネットで販売したところ、瞬く間に人気に火がつき、今では注文から1〜2ヶ月待ちになる程だという。

山崎さんの妻は、最初は副業で服作りをしていたが、今では仕事をやめて服作りに専念するようになっている。
山崎さんは「収入の柱は極力多い方がいいと思っていて、副業をやっていて非常によかったと思っている」と話していた。

副業には注意点もある

しかし、いざ副業を始めようと思っても、気を付けなければいけない注意点もある。

今回取材した人たちは、業務委託や個人事業主としての副業をしていたが、副業の所得が年20万円以上の場合は確定申告が必要になる。

また会社によっては副業が禁止されていることもあり、最悪の場合解雇されることもある。さらには、労働時間は増加するため、体調の自己管理が必要になる。

コメンテーターの橋口いくよ氏は「昨今話題になっている“働き方”というものに『副業』は繋がると思います。大きな会社で、大きな1つの本業というよりも、柱をいくつも持っていた方が、生活は安定するんじゃないかと思います。1つの仕事がなくなっても、こっちをやろうとか、働き方は流動的でいいんじゃないのかなと思いますね」と今後の働き方を話していた。



(『とくダネ!』【のぞき見!リアル とくキュウ】1月9日放送分より)